株式会社ネクストレベルが今年8月に発表した「推し活についての調査」によると、恋人・夫婦が推し活をするのは「あり」と考えている人が約9割に上っていることがわかりました。
同調査の対象は、恋人・夫婦のどちらかが推し活をしている男女。
女性109人、男性94人の合計203人が回答しました。
「恋人・夫婦が推し活をしていることについてどう思うか?」を聞くと、「全然あり」が41.9%、「条件付きであり」が50.2%と、合わせて92.1%が「あり」と思っています。
その理由については、次のようなコメントが寄せられました。
「自分も推し活をしているから。パートナーから紹介された推しを好きになった経験があるから」(27歳 男性 関係性:交際中)
「趣味のある人の方が魅力的で楽しそうに生きてるから」(34歳 女性 関係性:夫婦)
自分も「推し」がいるため、相手の気持ちがわかるという意見が目立ちました。
恋人・夫婦の推し活に肯定的な意見が多いものの、「条件付きであり」と答えた人が約半数に上っています。
その「条件」とは何なのでしょうか?
条件の最多回答は「推し活に使う金額による」(67.6%)で、「推し活の内容による」(17.6%)と「推しのジャンルによる」(14.7%)が続きました。
パートナーの趣味を尊重しつつも、あまりにもお金を費やしていると受け入れられないとの考えが見てとれます。
推し活に使う金額は「1万円以内」が妥当との考えが主流ですが、中には「0円」を挙げる人もいます。
「家計に影響が出ない程度であれば問題はないが、子供の将来などを考えるとお金を消費しての推し活は気になってしまう」(5千円以内を希望 30歳 男性 関係性:夫婦)
「生活費を削ってまでお金をかけていると金銭感覚に疑問を感じるからです」(1万円以内を希望 31歳 男性 関係性:交際中)
恋人・夫婦の推し活の内容については、「推しを眺める」や「グッズを買う」は許容しても、「推しに会いに行く」をOKとするかについては意見が分かれています。
「ある程度は自由で構いませんが、推しにプレゼントを贈る行為は自分が楽しむ範囲を超えている感じがして少し気持ち悪いと感じるからです」(38歳 女性 関係性:夫婦)
「推しにのめり込み過ぎて、自分とのコミニュケーションが取れないのレベルであればやめて欲しい」(27歳 女性 関係性:夫婦)
参考:
株式会社ネクストレベル「推し活についての調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000032757.html