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公開 2023年09月25日  

液体ミルク、約4割のパパママが「日常的に利用」と回答。防災への備えとしても期待

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解禁から数年が経過し、液体ミルクが子育て世帯に浸透してきているようです。


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2019年3月に国内で初めて販売がスタートした液体ミルク。

持ち歩きやすく、調乳の必要がない利便性の高さが魅力ですが、パパママはどう思っているのでしょうか。

江崎グリコが今年8月に発表した「乳児期の液体ミルク使用調査」の結果を見ていきましょう。

調査対象は、2歳までの子どもをもつ男女。554人が回答しました。


「授乳のストレスが減った・なくなった」


液体ミルクの利用経験を聞くと、58.4%が「利用したことがある」と回答しました。

利用によって楽になったことや便利に感じることを質問すると、最多回答は「授乳のストレスが減った・なくなった」(54.2%)が最も多く、「ミルクをあげる量のコントロールがしやすくなった」(49.2%)、「授乳にかかる時間を短縮できた」(47.2%)が続きました。

こうしたメリットのため、77.6%のパパママが「お出かけがしやすくなった」と感じています。


約4割が「日常的に利用」


液体ミルクをどのようなときに利用しているかを聞くと、「おでかけや移動先」(63.2%)や「深夜の授乳(56.2%)の回答率の高さが目立ちました。

また、「日常的に利用している」は36.8%と、約4割のパパママが普段づかいをしていることがわかりました。

子どもと外出で困ることとして、「荷物が多い」(61.7%)や「授乳場所がない」「授乳場所や哺乳瓶などの衛生環境が気になる」(ともに33.4%)が上位に挙がっています。

液体ミルクの持ち運びやすさや衛生的な面が評価されている様子が伺えます。


防災への備えとしても活用


液体ミルクが国内で販売されるきっかけは、2016年4月に発生した熊本地震でした。

それだけに、災害時への備えとしての役割が期待できます。

防災用バッグに液体ミルクを入れているかを聞くと、「常備している」は31.4%で、「一時期備えていたことがある」(28%)を合わせると59.4%が備えた経験があると回答しています。

被災時は熱湯の用意や、哺乳瓶の消毒を行える環境を整えることがハードルとなります。

また、近年は台風や局地的大雨で避難が求められる可能性もあり、液体ミルクの需要は高まっているといえそうです。


参考:
江崎グリコ株式会社「乳児期の液体ミルク使用」の調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000405.000001124.html

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コノビー子育てニュース #102
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