夏の気配も過ぎ去り、秋の気配に包まれる頃になると、園の行事やスーパーなどで「お月見」の文字を目にすることも多いのではないでしょうか。
およそ平安時代から始まったとされるお月見。
現在では9月中旬~10月中旬に訪れる「十五夜」が特に有名ですね。
「十五夜」は、旧暦の8月15日にのぼる月のこと。
また旧暦では7・8・9月が秋だったことから秋の真ん中という意味で「中秋の名月」とも呼ばれています。
お月見の行事は「十五夜」「十三夜」「十夜」の年3回行われており、特に十五夜・十三夜のどちらかでしかお月見ができないことは縁起が良くないとされ、一つだけ見ることを「片見月」「片月見」とも呼んだそうです。
その「十三夜」とは、旧暦の9月13日のお月見のことで、2023年は10月27日にあたります。
この時も十五夜と同じく月見団子やススキをそなえてお月見の行事を行いますが、準備する月見団子の数は異なっていたそうです。
十五夜では、その名にちなんで15個。
または、その年の満月の数と合わせて12個(閏年の場合は13個)そなえていましたが、十三夜はそのどれとも同じ数にはなりません。
では、十三夜にそなえていた月見団子の数とは…?
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