多くの航空会社では、飛行機に搭乗できる年齢を生後8日以降と定めています。
しかし航空会社によっては、生後8日未満でも乗れる場合や、生後9日以降にならないと乗れない場合もあります。
なお、生後8日未満で搭乗できる航空会社の場合、「医師の診断が必要」などの条件を付けていることが多いです。
新生児の搭乗について、詳しくは各社の公式サイトをご確認ください。
また、海外に渡航する場合は、赤ちゃんでもパスポートが必要です。
パスポートの申請に必要な戸籍謄本は、一般的に出生から2〜3週間で出せるようになります。
また、パスポートの申請をしてから受け取りまでは6〜10日程度かかるケースが多いため、これらの期間を踏まえて渡航計画を立てましょう。
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?料金や座席の選び方、持ち物もご紹介
7,994 View赤ちゃんを連れた初めての家族旅行や、遠方の実家への帰省をお考えの方もいるのではないでしょうか。赤ちゃんを連れて飛行機に乗る際は、搭乗できる年齢制限や料金について確認しておく必要があります。今回は、赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるかについてご紹介します。料金や座席の選び方なども解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんが飛行機に乗れるのはいつから?
赤ちゃんが飛行機に乗る際にかかる料金
赤ちゃんが飛行機に乗る際にかかる料金については、航空会社によって条件が異なります。
各社の公式サイトを調査したところ、多くの航空会社では以下のような料金設定を行っていました。
・国内線:無料(同伴者の膝の上に座る場合)
・国際線:無料もしくは幼児料金
赤ちゃんが搭乗する際の条件や年齢は、航空会社によって異なるため、詳しくは各社の公式サイトをご覧ください。
飛行機への搭乗は、赤ちゃんの健康面に影響ないの?
赤ちゃんが飛行機に搭乗することで、健康面への影響がないか気になる方も多いです。
まず飛行機内の気圧は0.8気圧と低いので、離着陸の際に気圧の減少が起こります。
このときに赤ちゃんは耳が痛くなって、泣き出したり不機嫌になったりするかもしれません。
気圧の変化に対して赤ちゃんは自分でどうすることもできないので、パパママが以下のような方法で対処してあげましょう。
・耳に小指を入れて密封した後、ポンッと離す(耳ポンプ法)
・アメをなめさせる
・おしゃぶりをくわえさせる
・水を飲ませる など
また、長時間のフライトでは、エコノミークラス症候群にも注意してください。
エコノミークラス症候群とは、狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血流が滞って血液が固まりやすくなる状態のことです。
赤ちゃんがエコノミークラス症候群になるのを防ぐために、ときどき身体を軽く動かしたり、こまめに水分をとらせたりしましょう。
参考:厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」
赤ちゃんと乗る飛行機を予約する前に!確認したい2つのこと
赤ちゃんと快適なフライトをするためには、予約する前に知っておくべきポイントがあります。
ここからは、予約前に確認したいことについてご紹介します。
航空会社ごとの赤ちゃん向けサービスを確認しておく
飛行機を予約する前に、航空会社ごとの赤ちゃん向けサービスを確認しておきましょう。
航空会社による赤ちゃん向けサービスには、たとえば以下のようなものがあります。
<空港>
・ベビーカーの貸し出し
・優先的に機内に入れる事前改札サービス
<機内>
・粉ミルク用のお湯の提供
・哺乳瓶の簡単な洗浄
・赤ちゃん用毛布の貸し出し
・チャイルドシートやベビーベッドの貸し出し など
航空会社によってサービス内容はさまざまであり、サービスによっては事前予約が必要な場合もあります。
詳しくは、各社のホームページなどで確認しましょう。
座席は通路側がおすすめ
赤ちゃんと一緒に飛行機を利用するときは、オムツ替えや授乳などで席をたちやすいように、通路側の座席を予約するのがおすすめです。
オムツ交換台は化粧室の中に設置されているケースが多いので、化粧室に近い席を選ぶとなお良いでしょう。
赤ちゃんと飛行機に乗る際の4つのポイント
赤ちゃんと機内で快適に過ごすためには、持ち物や過ごし方の工夫が必要です。
ここからは、赤ちゃんと飛行機に乗る際のポイントについてご紹介します。
おもちゃ・絵本など赤ちゃんが好きなものを持っていく
赤ちゃんが機内で退屈に感じ、泣いたりぐずったりするのを防ぐために、おもちゃや絵本など赤ちゃんが好きなものを持っていきましょう。
赤ちゃんを飽きさせないためには、お気に入りのおもちゃだけでなく、初めてのおもちゃも用意しておくのがポイントです。
また航空会社によっては、絵本やおもちゃの貸し出しサービスを実施しているところもあります。
困った際は、キャビンアテンダントに相談してみましょう。
搭乗前にたくさん遊ばせておく
赤ちゃんが飛行機で泣き出さないようにするためには、搭乗前にたくさん遊ばせておくのがおすすめです。
空港内のキッズスペースなどでたくさん遊ばせて、身体をほどよく疲れた状態にしておけば、飛行機の中でぐっすり眠ってくれるでしょう。
お世話セットは手の届くところに置く
飛行機の中で赤ちゃんのお世話をスムーズにできるよう、お世話セットは手の届くところに置いておきましょう。
ミルクセットやおもちゃ、交換用オムツ、スタイなどを小さめのバッグに入れ、座席の上にある収納スペースではなく、前の座席の下に置いておくのがおすすめです。
座るタイミングで周囲の人に声をかけておくと安心
多くの人が搭乗する飛行機の中で赤ちゃんの泣き声が響き渡ると、パパママは周りのことが気になってしまいますよね。
ドキドキそわそわする気持ちを軽減するためにも、座席に座るタイミングで周囲の人に「ご迷惑をかけるかもしれませんが......」など、一声かけておくと安心です。
パパママの誠実な姿勢を見せることで周囲の理解を得られ、周りのことを気にしすぎることなく飛行機で快適に過ごせるでしょう。
赤ちゃんと飛行機に乗る際の持ち物
赤ちゃんと機内で快適に過ごすためには、必要なものをバッグに入れて機内に持ち込むのが大切です。
とくに必要性が高い持ち物としては、以下のようなものがあります。
・哺乳瓶、粉ミルクまたは液体ミルク
・ベビーフードやおやつ、飲み物
・オムツ、おしりふき
・除菌シート、ウェットティッシュ
・授乳ケープやストールなど
・スタイ、ガーズ
・着替え
・抱っこ紐、スリング
・ゴミや着替えを入れるビニール袋
また、あると便利な持ち物は、以下のとおりです。
・おもちゃ
・おくるみ
・保温容器に入れたお湯
・絵本 など
なお、機内への液体物の持ち込みには制限があるのが一般的ですが、粉ミルク用のお湯やベビーフードなどは例外となることが多いです。
手荷物検査の際に中身をチェックされるので、赤ちゃん用である旨を伝えましょう。
まとめ
今回は、赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるかなどについてご紹介しました。
赤ちゃんと飛行機に乗る際は、航空会社ごとの年齢制限や条件、料金などを確認する必要があります。
飛行機に乗る際は赤ちゃんが快適に過ごせるよう、お世話セットやおもちゃ、絵本などを用意して、初めてのフライトを一緒に楽しみましょう。
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