まずは、ベビーベッドを使う時期についてご紹介します。
ベビーベッドをいつまで使うべきか迷われている方は、参考にしてみてください。
ベビーベッドはいつまで使うもの?そもそも必要?ベッド選びのポイントもご紹介
4,579 View「ベビーベッドって必要なの?」「ベビーベッドはいつまで使うもの?」と疑問に思われるパパママもいるのではないでしょうか。ベビーベッドを活用すれば、赤ちゃんが安心して眠れる場所を確保できます。今回は、ベビーベッドをいつまで使うかの目安や、メリット・デメリットなどについてご紹介します。ベビーベッドの使用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーベッドはいつまで使う?
満2歳になるまではベビーベッドの使用が推奨されている
消費者庁は、満2歳になるまではベビーベッドを使用するよう推奨しています。
大人用ベッドで寝かせた場合、転落や窒息などの危険性があるからです。
現在販売されている一般的なベビーベッドの対象年齢も、24ヶ月までとなっていることが多い傾向にあります。
なお、ベビーベッドを使用する際は常に柵を上げておき、収納扉がロックされていることを確認してください。
参考:消費者庁「0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」
寝返り・つかまり立ちが始まったら、使用をやめるご家庭も
消費者庁では満2歳になるまでの使用を推奨していますが、実際には寝返りやつかまり立ちが始まるタイミングで使用をやめたという声も見受けられます。
寝返りで身体が柵に当たったり、つかまり立ちで落下のリスクが高まったりすることにより、ベビーベッドの使用をやめる方が多いようです。
そのほか、寝相が悪く、柵に手足をぶつけてしまうので使用をやめることを検討する、 2人目だと使用期間が短めになるという声もあります。
とはいえ、消費者庁では満2歳になるまではベビーベッドの使用を推奨しているので、それを踏まえていつまで使用するか、パパママで検討してみてください。
ベビーベッドは本当に必要?使用するメリット・デメリット
「ベビーベッドは本当に必要なのか」と考えている方は、少なくありません。
上述したように、消費者庁の発表では、満2歳になるまではベビーベッドの使用が推奨されています。
しかし環境や生活スタイルにより、使用しなかったというパパママもいるようです。
ここからは、ベビーベッドのメリット・デメリットについてご紹介します。
ベビーベッドの使用を検討する際の参考にしてみてください。
ベビーベッドを使用するメリット
ベビーベッドには、以下のようなメリットがあります。
・赤ちゃんを安心して寝かせられる
・赤ちゃんをほこりから遠ざけられる
・赤ちゃんがひとりで眠る練習になる
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。
◆赤ちゃんを安心して寝かせられる
ベビーベッドを使用すれば、赤ちゃんを安心して寝かせられるのがメリットです。
大人用のベッドに寝かせる場合、ふとした拍子に赤ちゃんが落下するリスクがあります。
また大人用の布団やマットレスの場合、大人用の布団が顔にかかる、上の子が踏んでしまう、ペットがひっかいてしまうなどのリスクが考えられます。
ベビーベッドがあればこれらのリスクを回避し、赤ちゃんが安心して眠れる場所を確保できるでしょう。
◆赤ちゃんをほこりから遠ざけられる
ほこりは高い位置よりも、低い位置に溜まりやすいといわれています。
ベビーベッドではなく布団に寝かせると、ほこりとの距離が近くなるため、衛生面を心配するパパママも多いです。
一方でベビーベッドを使用すれば、布団やマットレスなどに比べて高さがあるため、赤ちゃんをほこりから遠ざけられます。
またペットがいる場合、ペットの毛やダニなどによるアレルギー発症を不安視することから、ベビーベッドを使用するご家庭が多いようです。
◆赤ちゃんがひとりで眠る練習になる
ベビーベッドで寝かせれば、赤ちゃんがひとりで眠る練習になるのもメリットです。
幼い頃からひとりで寝る習慣をつけることで、後々の寝かしつけがスムーズになるでしょう。
また、ベビーベッドがあればパパママの就寝スペースもしっかり確保できるので、育児で疲れた身体をゆっくりと休められます。
ベビーベッドを使用するデメリット
ベビーベッドにはたくさんのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
・置くスペースが必要になる
・使用時期が過ぎた後、どうすればいいのか困る
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。
◆置くスペースが必要になる
ベビーベッドを置くためには、室内にある程度のスペースを確保する必要があります。
部屋が狭い場合は、ベビーベッドの圧迫感によって窮屈に感じてしまうかもしれません。
ベビーベッドの設置スペースが狭い場合は、コンパクトサイズの購入も視野に入れましょう。
◆使用時期が過ぎた後、どうすればいいのか困る
ベビーベッドを使用する期間は限定されているため、使用時期が過ぎた後の置き場所に困るのも難点です。
収納場所の確保が難しい場合は、購入ではなくベビーベッドのレンタルを検討しましょう。
また、ベビーベッドを机や遊び場としてリメイクするのも1つの手です。
ベビーベッドを選ぶ際の4つのポイント
ベビーベッドにはさまざまな種類があるので、商品選びで失敗しないためには選ぶ際のポイントを押さえておく必要があります。
ここからは、ベビーベッドを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
サイズを確認する
ベビーベッドのサイズには、主に以下の2種類があります。
・内寸70×120cm(レギュラーサイズ)
・内寸60×90cm(ミニサイズ)
1歳を過ぎても余裕をもって使いたい場合は、レギュラーサイズを購入するのが無難です。
設置・収納スペースに余裕がない場合はミニサイズを選ぶのもおすすめですが、生後半年頃には狭くなってしまう点に注意しましょう。
高さを確認する
ベビーベッドを選ぶ際には、高さも確認しましょう。
ハイタイプの場合は、寝かしつけやおむつ替えなどのお世話がしやすい点がメリットです。
一方で、ロータイプは大人用ベッドと目線が同じ高さになるため、寝たままの姿勢で赤ちゃんの様子を確認したい方に適しています。
また、赤ちゃんの成長やシーンに応じて高さを変えたい場合は、高さを何段階かで調節できるタイプを選ぶのがおすすめです。
機能を確認する
ベビーベッドによっては、以下のような機能が搭載されているものもあります。
ほかにも、さまざまな機能が搭載されているベビーベッドが登場しているので、パパママのニーズに合わせて選びましょう。
新基準に適合したベッドだと安心
令和元年11月15日より、ベビーベッドの適合性検査には新基準が設けられています。
新基準では「床板を下げたときに収納スペースが生じない場合(収納部分がなくなる場合)を除き、開口部と床板の上面の間隔は85ミリメートル以下であること」が定められています。
赤ちゃんの安全性を重視したい方は、新基準に適合したベビーベッドを選びましょう。
なお、旧基準の製品を使用する場合は、万が一収納部分の扉のロックが壊れていたら、すぐに使用を中止してください。
参考:消費者庁「0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」
参考:大分県「0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」
ベビーベッドを卒業したその後、どこに寝かせる?
赤ちゃんがベビーベッドを卒業した後、寝かせる場所には以下のような選択肢があります。
・ベビー布団を敷いて寝かせる
・キッズベッドを使う
・パパママと同じ布団で寝る
・パパママと同じベッドで寝る
パパママと同じベッドで寝る場合は転落のリスクがあるため、柵を設けるなどして防止策を講じましょう。
また、パパママと同じ布団やベッドで寝る場合、大人用の布団による窒息の危険性がある点にも十分注意してください。
まとめ
今回は、ベビーベッドをいつまで使うかの目安や、メリット・デメリットなどについてご紹介しました。
ベビーベッドは、満2歳頃までの赤ちゃんを安心して寝かせるために役立つアイテムです。
サイズや高さなどを確認し、ご家庭に合ったベビーベッドを探してみてください。
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