我が子は2015年7月で1歳を迎えました。今現在は育児本より発達が多少遅れていようが、「個人差があるからね」「この子はのんびりさんかな?」なんて思える余裕も少しずつ出てきましたが、生後数ヶ月の頃はその遅れが気になって不安で仕方がありませんでした。
当時の自分に「そんなに不安にならなくても大丈夫だよ」と言ってあげたいです。当時の私と同じように、育児本と子どもの成長が違って悩んでいる人がいるかもしれません。今日はすこし発達がゆっくりな我が子の様子をご紹介することで、そんな不安を少しでも取り除ければと思います。
【体験談】本当に育児本の通り?成長がゆっくりな息子の生後0~1ヶ月
1,011 View育児本にはその時期の発達・成長の目安が載っているけれど、本当にその通りに成長するの?育児本に書いてあることができないと我が子は遅れてるの!?本を読むと不安になることもあります。1歳を迎えた我が子は割と成長がゆっくりめかなと思いますので、息子を例に育児本との比較を記載したいと思います。
育児本と我が子の成長、違うと不安になりませんか?
生後0~1ヶ月の一般的な発達・成長
ます、「はじめての男の子育児0~3歳(渡辺 とよ子 監修・西東社)」を参考に生後0~1ヶ月の一般的な発達・成長を見てみましょう。
★体の発達
・「口唇探索反射」唇に触れたもののほうに顔を向ける
・「吸てつ反射」口の中に入ったものに吸い付く(母乳を飲むための本能)
・「モロー反射」何かに驚いた時に両手両足をビクっと上げる
・「把握反射」手に触れたものを握り締める
・「歩行反射」両脇を支えて立たせると左右の足を交互に出そうとする
・「引き起こし反射」両手を持って引き起こそうとすると自分で起き上がる仕草をする
★心の発達
・おなかの中にいるときから慣れ親しんがママの声を聞き分けることができる
・抱っこされると安心感を覚える
・空腹、不快感は泣いて訴える
・「訴える」→パパママが「こたえる」のコミュニケーションで赤ちゃんとパパママとが絆を深めていく。
★その他
・1日に15-20時間ほど眠る
生後0~1ヶ月の我が子の成長記録
★体の発達
・二重あごに。ぷくぷくしてきた。
・泣き声が大きく、力強くなった。
・泣いたら涙が出るようになった。
・手足の力が強くなった。蹴られると結構痛い。
・メリーを目で少し追えた。
★心の発達
・生後25日頃おっぱい要求時に指をしゃぶるようになった。
・新生児微笑は入院中に1度だけ。
★その他
・吐き戻しの回数が増えた。ほぼ毎回と言っていいほど吐き戻す。
・沐浴後に授乳したらすぐ寝てくれていたのが、生後13日頃から寝ぐずりするようになった。
・お風呂は好きで泣いていてもお湯に浸かると泣き止む。ただし、お湯から上がると泣く。
・生後19日頃、顔に乳児湿疹が出てきた。生後21日からアトピタローション使用開始で様子を見る。
・生後23日頃から夜だけでなく昼頃も寝ぐずりをするように。1日2回は寝ぐずりする。
・寝ている間にもぞもぞ動いて90度回転することがある。
・しゃっくりは1日に1回はする。
・うんちするときに踏ん張る。
・ゲップが出ない代わりにおならが多い。
おむつを交換し、授乳をすれば長い時は3時間ほど寝てくれていました。授乳後はたいていすぐ寝てくれるので想像していたよりも私もゆっくりできたし、「よく寝る育てやすい子」だと思っていました。
しかし、それも生後2週間程度まで。そこからは授乳してもなかなか寝付いてくれず、おむつもOK、お腹もいっぱい…でも泣き止まない寝ない。ぐずっている時間も長くなりました。寝かしつけに2時間もかかってそのまま次の授乳の時間になってしまうこともありました。
育児本と比較してみて
育児本と比べてみると、一般的な子どもの「15-20時間ほど眠る」時期は我が子の場合は一瞬で終わってしまいました。でも、産後最初の1ヶ月は母が手伝いに来てくれていて、寝ぐずりがひどい時には寝かしつけを交代してくれていたことなどから、なかなか寝ないことに関してはあまり気にすることなく過ごせたように思います。
育児本と比べて気になってしまうのは、母親に余裕がないからかもしれません。可能ならば、周囲の人に手伝ってもらうと、母親も安心感を持って子どもを見守れるのではないでしょうか。
また、こちらは不安ではありませんが、少し心残りだなと思うのは、新生児微笑をあまり見れなかったこと、そして写真に残せなかったことです。もしかしたら見ていないところで新生児微笑を披露していてくれたのかもしれませんが、新生児微笑を写真に残された方が羨ましくて仕方なかったのを覚えています。
また、上記に書いた体の発達のたくさんの反射がありますが、「歩行反射」「引き起こし反射」は試さずに新生児期を終えてしまったこと、そして男の子でも女の子でも新生児時期にはおっぱいが出るらしいということを聞きましたので、第二子に恵まれたらその際はぜひ試してみたいと思っています。
このように、発達の遅れを気にするというよりは、日々できたことを楽しむ、その都度の成長を楽しみにする、という気持ちを忘れないことも発達の遅れを気にしないポイントかもしれません。
子どもの発達はひとそれぞれ。ぜひ皆様もあせりすぎずに、お子さんの成長を見守ってあげてください。
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