ずっと隣で頑張っている姿を見てきた分、結果が出なかった時は我が事のようにつらいです。
何がダメだったんだろう。こうすれば良かったのに。これが原因かもしれない。
後からなら何とでも言えます。
でも、落ち込んでいる最中の娘にそれを伝えても、きっと受け止めきれないと思いました。
だから、私も素直に一緒に心から悔しがって落ち込んでみることにしました。
娘は、「ママが私の辛い気持ちを分かってくれて少しホッとした」そうです。
賞が取れなくて、ママががっかりすると思っていたことも後で教えてくれました。
だから同じ気持ちだったことがちょっと嬉しかった、と。
しっかり一緒に落ち込んだ後は、私が余計な事を言わなくても
自分で何が問題だったか考える事ができました。
この段階なら「こうすれば良かったね」「ここはすごく良くなったね」
という言葉もすんなり耳に入るようでした。
「まずは共感する」というのが、辛い時を一緒に乗り超えるポイントなのかもしれません。
「息子さんには向いてない」そう言われ続けた彼が挑んだ、ピアノへの道
走ることしか知らなかった長男は今、座ってピアノを弾いています。
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