結婚相談所や婚活アプリを運営する株式会社IBJは11月8日、「結婚観の多様化」の意識調査の結果を発表しました。
調査対象は、同社のサービスを利用する婚活中の男女。回答者数は、1682人でした。
「結婚後、寝室を分けたいですか?」を問うと、男性の37.3%、女性の46.9%が「はい」と回答しました。
年代別かつ男女別で「分けたい」の回答率を見てみましょう。
男性では、「20代」が47.2%、「30代」が39.1%、「40代」が36.5%、「50代以上」が32.8%でした。
女性では「「20代」が53.8%、「30代」が46.1%、「40代」が46.2%、「50代以上」が45.8%となっています。
男女ともに20代が最も「夫婦の寝室を分けたい」と考えている人が多いことがわかります。
特に20代女性は、「分けたい」の回答率が過半数を占めました。
20代の男女に理由を聞くと、女性からは「睡眠の質を高めたいから」「生活のリズムが違うから」「夜勤の仕事をしているから」という声が挙がっています。
男性からは「寝相が悪いから」「よく眠れないため」「一人の時間も必要なため」といった意見が寄せられています。
調査を行なったIBJは結果を見て、次のように分析しました。
「共働きが定着しつつある若者世代にとって、働き方のリズムが違ったり、リモートワークの増加と伴に同じ空間で過ごす時間が長くなったりしたことが理由として挙げられるのではないでしょうか」
そのため、夫婦が違いに我慢をすることがないよう、同居前に話しあっておくことの必要性があるとしています。
参考:株式会社IBJ「結婚観の多様化」についての意識調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000680.000007950.html