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公開 2023年12月24日  

【夫婦のキャリア】共働きで収入を上げたい。一方で、家庭との両立も重視

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夫婦の共有家計簿・貯金アプリ「OsidOri(オシドリ)」の開発・運営を行う株式会社OsidOriは今年11月、「ファミリーキャリアに関する調査 2023年」の結果を発表しました。

調査対象は、同社のサービスの利用者である男女326人。

同調査ではファミリーキャリアの種類として、以下の5つを挙げている。

「シングル・キャリア」(例:専業主婦・主夫)
「リード・キャリア」(一方が家計や家庭の意思決定をリードする。例:夫は正社員、妻はパート)
「交替型キャリア」(夫婦が平等に仕事の機会を持つ。例:今は夫がMBA。卒業したら妻が取得など)
「並行型キャリア」(いわゆる「パワー・カップル」。例:夫婦2名ともバリバリ働く)
「補完型キャリア」(仕事の時間や繁忙期が異なる。例:夫は夜勤。妻は日勤など)

キャリアアップへの志向は男女差がある


現在のファミリーキャリアタイプを聞くと、トップは「並行型キャリア」(40.1%)で、「交代型キャリア」(27.2%)、「リード・キャリア」(22.9%)が続きました。

キャリアとお金の関係性を見ると、男女ともに最多回答は「一定の収入があれば、一方のキャリアアップは諦めても良い」で、「互いがフルタイムで働き、最大限収入をあげたい」がわずかな差で続きました。

家族、時間、キャリアの優先度については、男女ともに「キャリアアップしたいが家族の事情・タイミングによってはキャリアダウンも構わない」が最多回答でした。男女差が開いたのは「キャリアアップはしたくない」で、女性は35%に対し、男性は6%でした。

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女性は出産前後でキャリアにギャップ


子どもを持つ前と後で、キャリアタイプの理想と現実を聞きました。

子どもができる前の理想については、男女ともに最多回答は「並行型」でした。しかし、現実を聞くと理想とのギャップがあることがわかります。

女性の現実は「交代型」(46%)が多く、男性は「交代型」と「リード型」(ともに29%)となっています。

女性だけに出産後のキャリアプランを聞くと、「仕事はしないもしくはパート」の回答率は12.6%にとどまり、「仕事を継続したい」と考える人が87.4%を占めました。うち31.7%は「仕事は継続し、スキルを身につけてバランスの取れる仕事をする」でした。

キャリアに関するパートナーへの期待は男女間で異なり、「パートナーにはできるだけキャリアアップしてほしい」の回答率は、男性が14%に対し女性は44%でした。

女性の方がパートナーのキャリアアップを期待する人が多いことがわかります。


参考:
株式会社OsidOri「ファミリーキャリアに関する調査 2023年」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000047164.html

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