【雑学クイズ】毎年変わる「恵方」。それって、誰が決めてるの？（2ページ目）

正解は歳神様　

歳徳神（としとくじん）とも呼ばれるこの神様は、陰陽道ではその年の福徳を司るとされています。

明きの方 (かた)　 または　恵方 (えほう) 　と歳神様がいる方角は呼ばれ、万事吉になるそう。

またお正月に家々に迎えてまつる神様でもあり、豊作の守り神や祖霊ともいわれています。

この神様は毎年いる方角が変わり、2024年は「東北東」が恵方となっています。

「恵方巻」の起源は諸説ありますが、大正時代初期頃に始まり、縁起を担ぐものとして関西地方を中心に流行していたという説があります。

1977年に大阪で開催された海苔祭りにて行われた「巻き寿司早食い競争」をマスコミが取り上げたことで、恵方巻は全国の「海苔祭り」で宣伝され、1998年には大手コンビニが全国で取り扱うようになり、急速に認知を広めていきました。


さて恵方巻はとっても大きいですが、切ると縁や福が途切れるとされています。

また話すと運が逃げてしまうため、食べ終わるまでおしゃべりは禁止。

1人1本を恵方を向いて黙々と食べると、その年は「商売繁盛」や「無病息災」になるそうですよ。

家庭に合った大きさの恵方巻を選んで、チャレンジしてみてくださいね。



（コノビー編集部：齋藤）

【参考】
goo辞書　歳徳神（としとくじん） とは？ 意味・読み方・使い方
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%AD%B3%E5%BE%B3%E7%A5%9E/#jn-158850

dマーケット　【2023年】恵方巻きを食べる方角や節分の由来は？おすすめのレシピもご紹介
https://dmarket.docomo.ne.jp/trend/useful/90682/index.html?auth_ignore=1#2