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公開 2024年02月05日  

【夫の家事・育児】半数の妻が不満…「取り組み不足度」1位の家事は?

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働き方に大きな変化が生まれた昨今。ワークライフバランスが改めて見直される中で、家庭内での家事分担の意識にも、何か変化は起きているのでしょうか?

『夫の家事育児2023』をテーマに、『しゅふJOB総研』が就労志向の既婚女性にアンケートを実施。

夫が「取り組み不足」である家事が明らかになりました。調査結果を早速、見てみましょう!


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コロナ禍による在宅ワーク推奨の流れもあり、働き方に大きな変化が生まれた昨今。

ワークライフバランスが改めて見直される中で、家庭内での家事分担の意識にも、何か変化は起きているのでしょうか?

『夫の家事育児2023』をテーマに、『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)が就労志向の既婚女性にアンケートを実施。

夫が「取り組み不足」である家事が明らかになりました。調査結果を早速、見てみましょう!


<調査概要>
【調査手法】インターネットリサーチ(無記名式)
【有効回答者数】510名 ※既婚女性のみ
【調査実施日】2023年11月15日(水)~2023年11月22日(水)まで
【調査対象者】ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当 」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。

夫の家事・育児に「不満」が半数以上。割合は直近3年間で上昇傾向

「2023年を振り返って、夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思いますか?」という問いに対し、約半数の55.3%の既婚女性が「不満あり」と回答。

また直近3年間と比較して見てみると、不満なしと回答したのが2021年では49.7%だったのに対し、2023年では44.7%と5%減。少しずつではありますが、夫への不満度が高まっているという結果に。

なお、「子どもはいない」「子どもが1人」「子どもが2人以上」と、それぞれの家庭状況ごとにもアンケートを行った結果、そこまでの差はなく、子どもの数によって夫への不満度が変わるわけではないことが判明。

どういった家庭状況だとしても、夫への家事・育児への不満は一定数存在することがわかりました。

「もっと取り組んだ方が良いこと」と「実際に取り組んでいたこと」……理想と現実にギャップも

それでは、一体どんなことに取り組んでもらえたら不満は解消するのでしょうか。

「2023年を振り返って、家事・育児で“夫がもっと積極的に取り組んだ方が良い”と思うことは何ですか。」という問いに対し、最も多かった回答は「掃除や片づけ」、「名もなき家事全般」、「料理」。

子どもがいる家庭とそうでない家庭で多少順位は入れ替わるものの、この3つがトップ3という結果になりました。

一方で、「2023年を振り返って、家事・育児で“夫がもっと積極的に取り組んでいた”と思うことは何ですか。」という問いに対しては、どちらの家庭状況においても「ゴミ出し」が圧倒的1位という結果に。

とはいえ、「取り組んだ方が良いこと」での「ゴミ出し」の位置づけがやや低いことから、理想と現実にギャップが生まれているとも言えそうです。

夫の家事・育児に満足な人、不満な人……それぞれの意見をチェック

では、妻は夫にどういった思いをもっているのでしょうか?

アンケート回答者によるフリーコメントを見ていきましょう。

家事・育児を十分行っていて満足と回答した人

・ウチは協力的な方なので不満はない(50代:パート/アルバイト)

・私のやり方と違うのですが、夫のやり方も受け入れて2人で乗り越えていこうとしてくれている。(30代:パート/アルバイト)

・在宅ワークになって、家事をかなりやってくれるようになった(50代:パート/アルバイト)

家事・育児を全く行っておらず不満と回答した人

・全く何もせずゲームばかりで呆れています。残念です(40代:今は働いていない)

・言わなければ何もしない。頼むのも事細かに説明したら怒るので頼まない方がいいのかと思ってしまう(40代:パート/アルバイト)

・自分から行うことはまずなくて、たまにやると「やってあげた」感を出してくるため、ストレスがたまります。(50代:パート/アルバイト)

家事・育児への「当事者意識」が夫の行動を変える

共働き家庭も増えてきた中で、家事の分担は向き合わなければいけない課題。

子どもがいるご家庭ではさらに育児も加わり、夫婦での協力は必要不可欠ですが、今回の調査では約半数の女性が夫への不満を抱えているという結果が浮き彫りになりました。

また、フリーコメントでは「文句なし!」との声も上がる一方で、「間違った人と結婚した」といった辛辣な声を上げる人も。

各家庭によってやり方はあるとは思いますが、お互いが納得できる方法を模索していくことが大切なのかもしれません。

「男が働き、女が家を守る」というのは、昔の話。

家事・育児の全体像を把握しなければ見えてこない“名もなき家事”への期待が高まっていることから、世の夫に対しては家事・育児への当事者意識を持つ姿勢が、より強く求められているように感じる調査結果でした。

【隣の夫婦の家事事情】夫婦はお互いにどう思っている? アンケート結果をぜんぶ見る

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コノビー子育てニュース #147
コノビー編集部のタイトル画像 コノビー編集部

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