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公開 2024年02月16日  

【言い伝えのウソホント】うるう年に「やってはいけないこと」?その真相は

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現代ではあまり知られていませんが、うるう年に「やってはいけない」とされていたことがあります。

現代の暦では影響がないため気にしなくていいことなのですが、それは何? そして理由は?


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うるう年に、やってはいけないことがある?

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2024年は4年に一度の、うるう年。2月に1日プラスすることで、地球が太陽の周りを回る周期と「1年365日」とのズレを修正しています。

現代ではあまり知られていませんが、このうるう年に「やってはいけない」とされていたことがありました。

結論として、現代の暦では影響がないため気にしなくていいことなのですが、かつては「うるう年にお墓を建ててはいけない」とされていたのです。

その理由はなぜでしょうか?

正解は……











「江戸時代までの旧暦では、うるう年は1カ月も長かったから」です!

この説明には、少し補足が必要になりますね。

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まず、かつて「うるう年にお墓を建ててはいけない」と言われていた理由は、江戸時代の武士の懐事情に由来しています。

彼らの給料は年俸制だったのですが、うるう年が1カ月長い「13カ月」の場合でも給料は同額。そのぶん節約する必要がありました。

このような年には大きな買い物を避け、節制して生活しよう……。そういった背景があったのです。

藩によっては、うるう年に仏壇の購入を禁止する御触れが出たこともあり、「うるう年にお墓を建ててはいけない」という言い伝えにつながったといわれています。

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現代ではご存知の通り、うるう年は「1日」長いだけ。これくらいの影響では、大きな節約はしなくてよさそうです。

もちろん、うるう年にお墓を建てることは「縁起が悪い」わけではありませんのでご安心を。

なお、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)が日本で採用されたのは 明治6年1月1日から。この日は本来ならば、明治5年12月3日となる日でした。つまり、明治5年の12月は2日しかなかったということです。

以上、雑学クイズでした。
お読みくださり、ありがとうございました!

(編集:コノビー編集部)

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