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公開 2024年04月03日  

【母と外食、4人に1人?】中高生に聞いた、思春期のリアル

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「LINEリサーチ」では、母親と同居している全国の中学生・高校生を対象に、母親との親子関係に関する調査を実施。子どものリアルな声を見てみましょう。


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子どもの成長はあっという間。小さいうちはパパやママの手を借りながら密に生活するのが当たり前ですが、大きくなるにつれ子どもの交友関係や行動範囲も広がり、徐々に親子で過ごす時間が少なくなります。

子どもの将来や成長を考えるとワクワク楽しみなことも多いですが、「今後いつまで会話してくれるのかな?」「外食やショッピングにはいつまで付き合ってくれるのかな?」など、ちょっぴりさみしい気持ちも。

LINEヤフー株式会社が運営する、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」では、母親と同居している全国の中学生・高校生を対象に、母親との親子関係に関する調査を実施。

普段母親とどのような会話をしているのか、中高生で違いはあるのかなどについて、子どものリアルな声やその実態が判明しました。少しドキドキしますが早速見ていきましょう!


<調査概要>
【調査名】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
【実施時期】2024年2月7日~2024年2月9日
【有効回収数】1039サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

母親との会話……その内容は? 1位は「日常生活で必要な挨拶やお願いや感謝など」

まずはじめに母親と同居している中高生に、「ふだん、母親と話すことをすべて教えてください」と聞いたところ、おはよう、いただきます、ありがとう、などといった「日常生活で必要な挨拶やお願いや感謝など」が1位という結果に。

次いで、「今日の出来事の事実の部分」「今日の出来事の事実以上に感情や思ったことなども含め詳細に話す」となりました。

上位4つの回答はいずれも男子中高生と比べて女子中高生のほうが高い割合に。
その中でも、「今日の出来事の事実以上に感情や思ったことなども含め詳細に話す」「悩みや興味などの雑談や相談をくわしく話す」は、男子中高生に大きく差をつける結果となっており、女子中高生のほうが母親と話すことが多いようです。

母親との会話の内容は? トップ2は男女共通!

さらに、普段母親と会話をしていると回答した中高生に実際の会話の内容について聞いたところ、中学生では1位が「友だち」、2位が「勉強」と男女共通の結果に。

また高校生では、男女で順位は異なるものの「友だち」「進路・将来」「勉強」がトップ3となり、その中でも、女子の方が各項目での割合が高い傾向が見られました。

この他にもランキング外ではあるものの、「ファッションやメイク」という回答が3割を超えるなど、女子高生ならではの項目も。

また、こちらもランキング外ですが中学生では「塾や習い事」、高校生では「アルバイト」といった回答もあったようです。

「母親とよく一緒にすることは?」男女で大きな差が

次に、母親とよく一緒にすることを聞いたところ、中高生ともに「LINEする」が1位という結果に。

男女別にみると……

■女子中高生
女子中高生の2位は「スーパーなどに食料品/日用品の買い出しにいく」で56.8%、ついで「外食する」が52.4%、「テレビや動画を一緒に見る」が51.4%といずれも5割を超える割合で続きます。
男子と比べ、買い出しや外食、ショッピングなど一緒に外に出かける機会が多いようです。


■男子中高生
2位以下は1位と大きく差を付け、「テレビや動画を一緒に見る」「外食する」「スーパーなどに食料品/日用品の買い出しにいく」の3項目が僅差で続く結果に。女子の結果と比べても全体的に割合が低めになっています。


また、この表にはありませんが男子高校生に絞って回答を見てみると「特にない」が25.1%であることが判明。思春期ということもあるのか、母親と一緒に何かをするという機会は比較的少ないのかもしれません。

男子高校生。母親と外食する割合は「約4人に1人」!

続いて、「外食をする」「テレビや動画を一緒に見る」「母親のショッピングに付き合う」の3つについて、中高生それぞれ男女別に、割合を詳しく見ていきましょう。

女子中高校生はこの3項目に大差はなく、約2人に1人が外食、テレビ・動画鑑賞や母親のショッピングに付き合っているという結果に。女子は進学などで環境が変わっても大きな変化はないようです。


一方、男子は女子と比べると、母親と一緒に行動する割合は低い傾向に。これは中学生に比べて、高校生の方がより顕著な結果となりました。

成長や性別によって変わるコミュニケーション……親としての受け止め方は

今回の調査では、性別・年代別での母親との関わり方がわかりました。

思春期真っ只中の中高生。
小さいころとは違い、考え方や話す内容など、ぐっと大人に近づくことでこれまでのコミュニケーションとはまた違う感覚を、親子それぞれで感じる部分があるのではないでしょうか?

女子ではメイクやファッションなど、同じような目線になってきたからこそ楽しめる会話があります。一方で異性同士である男子は、やや会話や一緒に外出する機会が減るなど、寂しくもありつつ成長を感じる場面も。

多感な年頃だからこそ、1つ1つのコミュニケーションを大切に、親として人生の先輩として、穏やかに成長を見守っていきたいですね。


参考:LINEヤフー株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000383.000129774.html

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コノビー子育てニュース #166
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