日本から飛行機で約6時間というアクセスのよさからも、旅先として人気の高いタイ。
「パッタイ」や「カオマンガイ」などをはじめとするタイ料理も有名です。
中でも、独特の味わいが病みつきになる「トムヤムクン」は、
タイの定番メニューのひとつとして日本でもよく知られていますよね。
そんな魅力たっぷりのタイですが、
みなさん、首都・バンコクの正式名称ってご存じですか?
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
な、長い(笑)! 総文字数はタイ語で11単語、121文字にもなります。
意味としては都の美しさや繁栄をうたった内容であるとのこと。
これは世界最長の首都名としてギネスブックにも登録されているそうです。
でも、一体なぜこんなにも長いのでしょうか。
歴史をさかのぼること約300年。当時、王の座に就いていたラーマ1世は
新しく王朝を建国。それに伴い都をバンコクに遷都することに。
その時に、ラーマ1世が新しい都に思いをよせて詠んだ詩が
そのまま都の正式名称となったそうです。
ちなみに、正式名称は儀式などで用いられる特別な物なので、
現地の方は普段「クルンテープ・マハーナコーン」「クルンテープ」
などと呼んでいるそうですよ。クルンテープとは「天使の都」、
または「神の都」という意味。なんだかとっても素敵ですね。
一方で、バンコクは国際的な名称として使われています。
「バンコク」と呼ばれるようになった理由ははっきりしていませんが、
一説によると「バーンマコーク」から来ているとのこと。
「バーン」はタイ語で水辺の村、「マコーク」はアムラタマゴという
オリーブによく似た植物だそうで、「バーンマコーク」は
「アムラタマゴの木が生い茂る水村」といった意味になるようです。
正式名称の中に入っている単語ではないのに、不思議ですね。
以上、雑学クイズでした。
お読みくださり、ありがとうございました!
(編集:コノビー編集部)
▼参考
タイ・バンコクの正式名称をご存知ですか?世界一長い首都名を由来から徹底解説|春らんまんのバンコク不動産
https://bangkokfudosan.jp/column/344/
タイ王国の概要 | 【公式】タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/about/outline/