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公開 2015年08月24日  

どうする!?夏休み明けに起こりやすい子どもの登園渋り

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1学期は楽しく幼稚園や保育園に通っていたのに、夏休み明けになったら「行きたくない」と言い出した・・・ママパパは心配になってしまうことですが、実はそれほどまれなことではありません。子どもたちが夏休み明けに登園を渋る理由と、もし登園渋りへの対策について紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161012149

夏休み明けの登園渋り、原因は生活リズムの崩れ?

夏休みなどの長期の休みをはさむと、それまで元気に通っていたとしても幼稚園や保育園に「行きたくない」という子が出てきます。



その原因としては、まず長期休みで生活リズムが崩れてしまったことが考えられます。子どもは3連休などで少し夜更かしをしただけでも、リズムが崩れてしまうことがあるほどデリケート。「夏休みだから」といつもと就寝や起床の時間を変えたまま定着してしまうと、登園のリズムを取り戻すのが大変になります。

子どもなりに無理をしていたり、疲れていたりすることも!

今日も幼稚園から帰ると騒いで泣いて、寝た。たぶん、うちの子は他の子より反応が半年くらいズレてるのかもしれない。入園したては大丈夫だったのに、夏休み明けから登園しぶりが始まり、帰ってからストレス発散してる。

入園からしばらくは幼稚園や保育園に慣れるために、子どもたちも気づかぬうちに無理をしていることもあります。



もちろん幼稚園には楽しいこともたくさんあり、新しいお友達もできるでしょう。しかし、一度長期の休みに入ると、頑張った分の疲れが休み明けの登園しぶりという形で出てくることがあります。



幼稚園や保育園では喧嘩をしてしまったり、やりたくないことをやらなければならない場合もあります。ですが、家は子どもにとって安心できる場所であることがほとんど。中でも4月から幼稚園に通い始めて、初めての夏休みを経験すると、子どもなりに幼稚園と家を比較して、家にいたいと思うようになることもあるでしょう。

どうしたら登園渋りを防げるの?

夏休み明けの登園渋りが心配な場合は、まずは休みが終わる1週間ほど前から登園できる生活リズムに戻していきましょう。夜寝る時間や朝起きる時間を整えることはもちろん、登園の時間に一緒に外に出るというのも有効です。



また、子どもを「幼稚園に行きたい」という気持ちにさせることも大切。夏休み明けにある行事や仲良しのお友達のことを話して聞かせるなど、楽しみな気持ちになるように盛り上げてあげましょう。

もしも登園渋りがあったら!子どもの気持ちを大切にしよう

とうとう来てしまいました、登園しぶり。

理由は、本人曰く「お友達がいないから」。

これはねー。もうしょうがないですよね。

わかるよ、母さんも通った道だ。

夏休み中から対策をしていても、登園渋りが起こることはあります。



そんな時に大切なことは、子どもの気持ちに寄り添ってあげること。



なぜ幼稚園に行きたくないのか、子どもの話をじっくり聞いてあげてください。



とはいえ、子ども自身もはっきりした理由は言えないことの方が多いかもしれません。体調不良やストレスが登園渋りという形で出ている場合もあるので、普段と違う様子はないか、よく観察しましょう。また、親があまり深刻になりすぎるのも子どものストレスになりかねません。

休ませすぎはNG!先生と連携をとろう

登園渋りがあった場合、1日2日くらいであれば幼稚園や保育園を休んでも構わないかなと思います。



子どもときちんと向き合う時間を設け、愛情を伝えたり、励ましてあげることですんなり登園できる子もいます。



しかしずるずると休みが続いてしまうと、登園のきっかけがなくなり子どもにも負担です。子どもの気持ちを受け止めてあげたうえで、幼稚園に行きたい気持ちになるように誘導しましょう。どうしても登園渋りがひどい場合には、幼稚園や保育園の先生に相談して連携をとることが大切です。

子どもの登園渋りは生活リズムの崩れや、幼稚園や保育園での生活に不安やストレスがある時の子どもなりのSOSのサイン。



きちんと子どもの辛い気持ちを受け止めてあげましょう。ママパパ自身が追い込まれないことも大切なので、深刻な場合はすぐに周りに相談してくださいね。

※ この記事は2024年09月03日に再公開された記事です。

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