5月の第2日曜日は「母の日」!
感謝の言葉と共に贈る赤いカーネーションは母の日の定番ですよね。
最近では「母の日ギフト」として、お花だけでなく
スイーツなどを一緒に渡すことも増えているようですが、
やはり「母の日=カーネーション」というイメージがあります。
ではなぜそんなイメージが定着したのでしょうか。
「とある娘が亡き母を偲び、生前母が好きだった白いカーネーションを教会の祭壇に飾ったことがきっかけ」
母の日の起源自体には所説があるものの、
明治末期から大正にかけてアメリカから伝わってきたもの。
そして、そんなアメリカでの母の日の起源は20世紀初頭までさかのぼります。
当時、戦場で傷ついた兵士の衛生改善活動を行っていたアン・ジャービス。
その娘であるアンナは、亡き母アンが教師をしていた教会での追悼会を行い、
祭壇には生前母が好きだった白いカーネーションを飾ることに。
それに感動したアンの生徒やその母親たちが、その翌年に同じ教会で
「母の日」としてお祝いをし、アンナはこのときの参加者全員に
白いカーネーションを手渡したそう。
そして「多くの人にお母さんを敬い、感謝する機会をもって欲しい」と考え、
「母の日」を定めて国中で祝うことを提案しました。
すると、生前アンが尽力していた活動が広く知られていた背景もあり、
たくさんの人がこの提案に賛同。多くの感動を呼び、アメリカ全土で支持を集めます。
これを受けて1914年、当時のアメリカ大統領がアンが亡くなった5月の第2日曜日を
母の日として制定し、国民の休日に。カーネーションが母の日のシンボルとなりました。
今でこそカーネーションは赤が定番ですが、始まりは白だったんですね!
以上、雑学クイズでした。
お読みくださり、ありがとうございました!
(編集:コノビー編集部)
▼参考
母の日の定番はなぜカーネーション?その由来と色と花言葉
https://www.shop.post.japanpost.jp/column/mother/mother_yurai.html
母の日はどうやって生まれた?知られざる歴史と込められた想い
https://weathernews.jp/s/topics/201805/120045/amp.html