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公開 2015年08月10日  

【反響まとめ】「賛否両論で悩んだ末、私がハーネス・幼児用リードを使ってよかったと思う理由」

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先日公開した『賛否両論で悩んだ末、私がハーネス・幼児用リード(迷子紐)を使ってよかったと思う理由』という記事は、とても多くの方に読んでいただくくことができました。今回は、ネット上でいただいた様々な反響をまとめてみました。


みなさんは「幼児用ハーネス」(迷子紐/幼児用リード)をご存知でしょうか。



主に外出時に幼児と親の間をつなぎとめておくための紐のことなのですが、最近では体に直接結びつけるタイプのものから、リュック型のものまで様々なタイプがあるようです。



先日公開した、漫画家「ももいろななえ」さんの記事



『賛否両論で悩んだ末、私がハーネス・迷子紐を使ってよかったと思う理由〜キミとわたしのいのちづな〜』



では、外出時に何度も危険な思いをした末、ハーネスの利用を決意した実体験とその葛藤が大きな反響を呼びました。

「ペットみたいで可哀想」「親が楽したいだけでは」という批判も

最近では、2015年6月21日放送のフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』で「幼児用リード」が取り上げられ、賛否分かれた出演陣の意見が話題になりました。



ネットでも、しばしば話題になるこのテーマですが、よくある反対派の意見をまとめると・・・



●見た目がペットみたい・・・という【見た目に対する抵抗感】



●親が手抜きをしているのではという【親の姿勢に対する批判】



主にこの2つに二分されるように思います。



この記事を書いた「ももいろななえ」さんも、そんな世間の視線に悩んだ一人です。



しかしながら、記事の反響のほとんどは理解を示し、利用する親子を応援する内容ばかりでした。

その一部をご紹介していきましょう。

Conobie公式Facebookアカウントに寄せられたコメントをご紹介します

現役子育て世代から集まった理解と賛同の声がこちら

私は使いたいなぁ!

親だから目を離さず、ってのは皆もちろん意識してるだろうけど、荷物を取る時は荷物に目線がいくだろうし、そんな感じで、子供から目を、手を、離さないっていうのは完璧に出来るのかな、って。きっと私は目を離す瞬間が絶対あるように思うから。

チャイルドシートだって嫌だと泣こうが命を守るのが優先。

どんな時だって私は我が子の命を守れる親でありたい。

他人の評価よりも大切なもの。

イギリスでは多くの人が当たり前のように使っています。私も1歳の子供がいるので、少し前に購入しました。世間体よりも子供の命、皆さんの言う通りだと思います。

まさに命綱として、必要性を感じている人も多いようですね。



さらに、もともとは否定派だったという方からもコメントがありました。





双子の育児や二人目の出産を期に、考え方が変わった

元々ハーネスは嫌でしたが、

3、4人目が双子で考え方が変わりました。

次女はまだ2歳。

下の双子の男の子が右と左に一斉に走り出したら止められません。

「手をつなぐ」「細心の注意を払う」「声がけ」は当然のこととして、

万が一に備えてハーネスの利用も検討しています。

大怪我したり、事故になってからでは遅いですから。



ハーネスに任せきりで、

手をつなぐ事をやめるのも反対です。

あくまで万が一の保険と捉えています。

私は今年出産しました。もう少しで5ヶ月になります。

私も子供を産む前は、ハーネスってペットみたいだなぁ。なんか可哀想だなぁなんて思ってた一人です。けれど妊娠し、出産を経て色々考えが変わりました。



歩道での自転車多いですよね。並んで走ってたり、学生さん達は追い掛けっこ始めたりしてびゅんびゅんとばしたり。歩きタバコをする方もまだまだいらっしゃる。出産する前は自分だけ避けたりすれば~なんて軽く考えていたこと。今では子供がいると思うと気が気じゃないです。

子育ての実際を経験してみることで、初めて見えてくる視点があるようです。



逆に、今否定派の人たちも、まだ本当に大変な場面の当事者になったことがないだけ。想像と理解が追いつかないこと自体は、ある意味では仕方のないことかもしれませんね。

意外と昔から使われていた!?

そしてとても意外だったのが、子育てを終えた世代からの「昔使っていました」というコメントが多かったこと。



最近出てきたものだと思っていたハーネス(迷子紐)も、実は歴史ある立派な育児グッズなのかもしれません。

今から50年前、叔母は従兄弟の男の子に使っていました。

アメリカからの輸入品だと言っていましたが、あまりにも動き回る従兄弟には、絶対に必要だと思いました。

その頃ですから、それこそ通りすがる人は口々に犬みたいって言ってましたが、叔母は怪我させないために使ってるんだからって気にしていませんでした。

本当に子供の命の方が大切なんじゃないかと思います。

今年40になる弟が赤ちゃんの時に使っていたのをまだ覚えてますね。

上の子(私)の遠足に親が着いていかなくちゃいけなくて、しかも海水浴。

ハーネス着けたおとうとと、私と二人見ていた母の姿は、別に周りに批判されることなく、良いのがあるのねー、くらいだったとか。



昔からある便利グッズなんですよ、あれ。



なので、私も下の子で使いました。「犬の散歩みたい」とか言われたけど、轢かれるよりはマシ。



ママの価値観で使えば良いと思います。私からしたら、ヘルメットしないで自転車乗せてる方が、よっぽど「何考えてるの?」ですね(^^;;

17.8年前、次男に使ってました。今よりも珍しい時代だったので、「あらあら」という目で見られたこともありましたが(^o^;)

正直言って人の目気にしてる場合じゃなかったし、使う時期は限られてるし、必要な方は、使うことをためらうことはないと思います。使っていれば(>_<)と後悔するのが、一番悲しいことです。

子育て奮闘中の皆様、応援してます!

「子育てを取り巻く事情は、多様である」ということ

ここまで賛成の意見ばかりご紹介してきました。



もちろん、デメリットやリスクがないわけではありません。

紐が乗り物やエレベーターのドアに引き込まれたり、突然走りだしたのを止めるために紐を引っ張ったら、子どもが転倒してしまうということもありえます。この点は、使い方をよく考えなければならない点です。



ただ、ハーネス・迷子紐を使うべきかそうでないかは、他人が決めることではありません。親子にはその親子固有の事情や理由があって、それを使っているのです。



今回の元記事となったももいろななえさんの漫画のように、いろいろ試行錯誤しても危険が排除できなかったケースもあれば、



親の体調や体の障害などの理由で手をつなげないこともあります。



また、子どもの中には、触覚過敏があり、手をつなぐことが苦痛な子どももいます。



このように目で見える情報だけで判断できない事情があって、それに対処しながら一生懸命に子育てしている親子を、他人である私たちは、応援してあげる立場のはずです。



この漫画をきっかけに、ハーネス・迷子紐に限らず、全ての親子には個別の事情があることを知って欲しい。街で見かけた時に、その背景を想像しつつ、そっと応援して欲しい。



Conobieは、そう考えています。

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