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公開 2024年08月24日  

息子の登園渋りにヘトヘトだった時……夫のメールがまさかの救世主に!?

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今は元気に幼稚園に通う息子ですが、当初は登園渋りが大変でした!とにかくいろんなバリエーションで行くのを嫌がり、毎朝汗だくになって疲れていた私でしたが……?


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コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。

今回は、コノビーで連載されている、ふくふくさんの名作を紹介!幼稚園に通い始めたお子さんのあるある話です。家族と離れたくなくて「行きたくない!」と泣いちゃう子、結構いますよね。そんなときの対処法を紹介しているので、参考にしてくださいね。

初回公開はこちらです。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/conobie/article/27755

幼稚園生活のはじまり


現在5歳の息子は、今年から幼稚園に通い始めました。

4月に入園式があったものの、新型ウイルスの影響で実際の登園が始まったのは6月半ば。

そしてほどなく夏休みが始まったため、1学期に登園できたのは実質1ヶ月のみでした。



2学期に入り、本格的な幼稚園生活がスタート!

……と思いきや、徐々に始まったのが息子の登園渋り。

あっという間に「幼稚園が嫌い!」とはっきり言うようになってしまいました。



理由はただ一つ、「ママと離れるのが嫌だから」とのこと。

そんな息子を愛しく思いつつも、こればかりはしょうがない。

そこから毎日泣き叫ぶ息子との心理戦が始まりました。


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登園渋りのバリエーション


息子が登園を嫌がる方法はさまざまでした。

・夜寝る前に、翌日の幼稚園のことを考えるだけで泣きだす

・朝起きると「幼稚園行かない!」と泣きだす


この2つは、毎日の儀式のようになっていました。



また、その他にも様々あるバリエーションの一部がこちら。

・せっかく制服に着替えさせても、いつの間にか脱いでしまう

・玄関先で靴を履かない

・ドアから出てこない

・テーブルの下に潜り込んだまま出てこない

・自転車の座席に座らせても自転車から降りる


これらのことを日替わりで泣きながら行い、気持ちを表してくれます。


毎日どうにかこうにか試行錯誤しつつも、結局はほぼ無理矢理幼稚園へ連れていきました。

園でも私から離れる瞬間は大泣きするので、先生に抱きかかえられた瞬間に後ろを振り返ることなくダッシュして帰る日々。

家に帰るとまだ朝の9時なのですが、すでに1日の体力をほぼ全部使い果たしたようにげっそり疲れ切ってしまっていました。


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明るい救世主、現る!


そんなある日、ふと夫へメールをしてみることに。

涙と鼻水を流して泣き叫ぶ息子の顔の写真をつけて、「今日はこんな顔になっていました」と送信。

すると、登園渋りという状況は知っていたものの、具体的な様子までは知らなかった夫から、「こんなことなってるの!?毎日ありがとう」と、私への感謝の気持ちが送られてきたのです。

昼休みにメールを見た夫が、くすっと笑ってくれるかな……と思って送信したものの、まさか感謝されるだなんて思ってもみなかった私。

驚くと同時に、疲れが吹っ飛ぶような嬉しい気持ちになりました。

その日から、昼休みの夫に送る「今日の登園渋り報告メール」が始まりました。


ありとあらゆる方法で反抗してくる息子の様子を、動画や写真にこっそりとおさめる毎日。

「今日は靴を履きたくない気持ちだったみたいですヨ」

「今日は玄関から出ないことにしたようです」

など、どこか客観的な文章と一緒に送りました。


このメールを送り始めてから、不思議と息子とのやり取りも客観的に見られるようになりました。

毎日違う方法で反抗してくる息子の様子を「今日はそうきたか!」と、少し楽しめるようにさえなったのです。


そしてお昼になって届く、夫からの返信はというと。

「うわ!すごい……。今日もありがとう」

「この状態からどうやって幼稚園にいったの?今日もお疲れさま」

など、その内容はいつも私を労ってくれるものばかり。

優しい言葉やおもしろいスタンプを送ってくれる夫に励まされ、私も少しずつ、イヤイヤをいう息子に余裕を持って向き合えるようになってきました。


ひとりじゃない


そんな息子も、しばらくすると元気に幼稚園に通ってくれるようになりました。

今では笑顔でタッチをして、「ギュー!!」と言いながらハグ。

そしてお友達が見ていない隙に、こっそり私のほっぺにチューをしてバイバイ。

私は心の中で「欧米か!」とツッコミながらも、息子の成長に目を細め「いってらっしゃい」と伝えて、ゆっくり帰れるようになりました。

今となっては、夫と登園渋りの時期の思い出話をして懐かしむこともあるほどです。



子育てをしていると、何かと1人で抱え込んでしんどくなってしまいそうな時があります。

そんな時、味方でいてくれる人の存在の大切さを改めて感じました。

今なお手さぐりの日々ですが、夫婦でいろんなことを共有し、相談し、これからも支え合っていきたいなと思います。


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