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公開 2015年09月05日  

あの国で「いないいないばあ」は何と言う?万国共通「いないいないばあ」遊びの魅力

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とてもシンプルな赤ちゃんとの遊び「いないいないばあ」。実は万国共通の遊びのようです。そして、赤ちゃんの育ちに大きな刺激を与えてくれる遊びでもあります。「いないいないばあ」の魅力をお伝えします。


万国共通の「いないいないばあ」遊び

「いないいない~」と手で顔を隠し、「ばあ!」で勢いよく顔を現す遊び。シンプルで、赤ちゃんはやってもらうことをとても喜びますし、1~2歳になると自分でやることもとても喜びます。



世界中の色々な地域で共通する遊びと聞き、外国語ではどういうのかちょっと調べてみました。



・英語では「Peek-a-boo(ピーカ・ブー)」

・フランス語では「Cache-cache cou-cou(カシュカシュ クークー)」

・ドイツ語では「Gugus dada!(グーグス ダーダッ)」

・イタリア語では「Bao bao cette (バォバォ シェッテ)」。



こんな声がけで色々な国の子が「いないいないばあ」を楽しんでいると思うと、何だかワクワクしませんか?

大好きな人の顔が隠れる小さな「不安」とその後に登場する喜び、楽しさ

赤ちゃんにとって、日々お世話をしてくれて安心できる人の顔が「いないいない~」で隠れる小さな不安と、「ばあ!」で勢いよく顔が現れる喜び、楽しさは、好奇心をたくさんくすぐられます。赤ちゃんは声を出して笑ってくれることでしょう。



新生児期~3ヵ月ごろまで赤ちゃんの感情は、おなかがすいておっぱいやミルクをもらえたた、おしっこやうんちをしてオムツを替えてもらった、眠いのにうまく眠れなくてママパパが抱っこしてくれた、など、「快」「不快」が中心です。



その後、遊びを通して、不安や期待、驚きなど、色々な感情が育っていきます。そんな中で「いないいないばあ」は、赤ちゃんの感情をたくさん刺激してくれます。

絵本で「いないいないばあ!」

人気が高く、我が家でも子どもたちと愛読した2冊をご紹介します。



・ロングセラー・松谷みよ子さんの『いないいないばあ』。

ソフトなタッチの絵。ママやパパの安心できる声で読んで親子で繰り返し楽しんでほしい絵本です。



・仕かけ絵本・木村裕一さんの『いないいないばああそび』

ページいっぱいに登場するの動物たちや子ども。手の部分をめくると、顔が現れます! 赤ちゃんも自分でめくりたくなるでしょう

ペープサートや布を使って「いないいないばあ!」

厚紙の表には顔を隠した動物の顔を描き、裏には顔を出した動物の顔を描きます。次第に言葉が出てきて、「うさぎさん!」「くまさん!」など、知っている動物の名前を言ってくれる様子に成長を感じることもできるでしょう。

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手の代わりに布を使って「いないいない、ばあ!」。赤ちゃんの頃はやってもらうのを見て楽しんでいるのが、1歳代になると「ばあ」のタイミングで布を引っ張ることもできるようになっていきます。自分でできることで遊びへの意欲も増しますね!

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自分でタイミングをつかんで引っ張ることの中には、リズム感や判断力の育ちも含まれているのです。



子どもと遊びはもちろん「楽しい」ことが第一で理屈は二の次ですが、遊びの持つ意味を知ると、ますます楽しくなりませんか? バリエーションを加えた「いないいないばあ」は、2~3歳のお子さんもとても喜びますよ。ぜひ、たくさん楽しんでみてくださいね。

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