コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。
今回は、コノビーで連載中の「ゆたかちひろさん」の名作をご紹介いたします!ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断を受けた子どもたちが、投薬などをして変化したことについてのお話です。
初回公開はこちらです。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/conobie/article/27707
びっくりしたんですが、満腹になってもどんどん食べてしまって、結局食べすぎたせいで嘔吐してしまいまして……。
そういえば以前長男も同じように、食べ過ぎて吐いてしまうということが何度もありました。
美味しいご飯の時に、その傾向が強いです。
胃袋のことも考えず、感じられずにキャパオーバーになるまで食べてしまうようなんです。
しかも、自然に眠くならず、深夜まで起きてしまい、もちろん朝は起きられません……。
とはいえ!今でもたまに、長男と次女が夜中にインスタントラーメンを作って、二人で食べ始めたりしてしまいます。
食べずにさっさと寝るように言っても「お腹が空きすぎて眠れない」と……。
もうそうなると、食べないと眠れないので、さっさと食べるように促すしかありません。
それでも以前より早くに眠れる日が増えましたし、食べ過ぎてつらくなることも減ったので、助かっています。
次女の場合は、お薬をしっかり飲んでいても、夜寝て、朝起きて学校に行くだけでも毎日大変です。
何回も起こしてやっと起きて、遅刻したり、行けても遅刻ギリギリで、朝ごはんも食べたり食べなかったり。
長男は朝はやや弱いものの、遅刻はせず、割と朝ごはんも食べます。
ただ、次女よりも長男の方が寝る時間が不規則だったりします。
できること、できないことが、同じADHDでもだいぶ違うのです。
私も朝に弱いし、睡眠のコントロールが下手なので、夫や長女みたいに、スイッチを入れる様に起きられる人がうらやましかったりします。
長男も次女も薬を飲むようになって、少しは睡眠の時間をコントロールしたり、お腹の満腹具合もわかるようになりました。それでも発達障害ではない、いわゆる定型発達の人たちの様に過ごすのはなかなか苦労しています。
ADHD用の薬があるというと、薬を飲めば治ると勘違いされることもあるのですが、我が家の場合は「服用したところで、とても酷い状態よりは少しよくなるだけ」という変化です。
そのままだと社会生活に支障をきたすので、少しよくなるだけでもありがたいことが多いんですが(笑)
できれば薬なしでも、社会生活を送れるように、苦手を克服していきたいのですが、まだまだ薬の手助けは必要そうです。
そもそも朝晩、忘れずに薬を飲むことすら、ADHDの特性を考えると、かなり大変なことなのです。
発達障害は障害なので治るものではないのですが、要は生活に困らなければ問題ないので、少しでも困らないように頑張っていくしかないですね。
※服薬は医師の処方に従ってください。効果にも個人差があります