コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。
今回は、コノビーで連載中の「ゆたかちひろさん」の名作をご紹介いたします!高校生で発達障害の診断を受けたことで、定期テストや受験時の心配が軽減されたというエピソードです。
初回公開はこちらです。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/conobie/article/26623
何より「忘れ物で怒られる回数が減る」というのは本人にはすごく良かったようです。
末っ子が診断を受けたことで、一番上の長男と同時に思ったのですが……
発達障害がどういうものか、という知識を得て、本人も思うところがあったようで。
しかし末っ子は小児の病院だったので、同じところに受診できず、高校生でも受診できる病院を探し、早速行ってみることに。
受けたIQテストは4種類の能力のIQが数値化されます。
まんべんなく同じ数値ならいいんですが、数値にバラツキがあると、やはり発達にデコボコがあるため、生きづらさを感じるそうで、息子は思い切り、デコボコしてました。
そこで、発達障害があるという前提で、これまでの困りごとを思い出してもらってみると……
普段はできている問題が、テストでは解けない、書けないということが、かなりあって、そのせいで留年しかけたぐらいだったのですが。
どうも、これが原因では……?という話に。
物音や人の気配や、周りの環境に左右されるようでしたが、頭が真っ白になると、その後のテストはボロボロになってしまうようでした。
周りの環境音や気配でパニックになるならと、別室受験をすることになって、急にテストの結果も良くなりました。
わざわざ別室受験してる意味ない!とかなり腹が立ったのですが、試験のやり直しをしてもらうのも……、と結局そのままに。
周りの音を少し小さくする医療用の耳栓をネットで購入。
家でさっそくつけてもらうと、自分の弱点が鮮明にわかるようになったらしく、聴覚過敏が疑われるということで、病院でも診断書を出してもらいました。
これで、大学受験時も耳栓を装備して、右側に人がいない席にしてもらうことで、パニックにならずに試験が受けられそうです。
「みんなこうだと思ってた」と言われると、確かに生まれてからずっとそうなら、そう思いますよねぇ。
正直、高校3年生の2学期で、やっとこの聴覚過敏に気がついて、対策をしていこうという話になって、大学受験の準備には間に合いそうですが、もっと早くにわかっていれば……と、どうしても考えてしまいますね。
日々の生活の中で、違和感をしっかり聞き取って医療に繋げていけると、後悔が少ないと思うので、受診するか迷ってるとか、もしかして?と少しでも思うなら、後悔しないように、診断を受けてみるのをお勧めしたいです。