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公開 2015年09月13日  

自分の価値観を押しつけていない?体験から学んだ「良いパートナーであるために気をつけたいこと♪」

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十人いれば十人違う価値観を持っています。人は自分が体験したこと、感じたことのメガネでしか、ものごとは見ることはできないと言われています。自分と相手の違いを知り、認めることがよりよい人間関係を築く秘訣。今回は良いパートナーであるために気を付けたいことをお伝えしたいと思います。


自分が正しいと思っていることを人に押しつけていないかな?

先日、久しぶりに「この人と少し距離を置きたいな」と思う人に出会いました。その人は、決して悪い人ではありません。だけど、その人と私との相性が合わないというか、接していると自分の心が傷付けられているような感じがしたのです。



ではいったいどういうところに距離を置きたいと感じたのか考えてみると、どうやらその人の「自分の考えは正しい、あなたの考えは間違っている」というような主張が自分を気づ付けていたようなのです。



私はあえて反論はせず、「あっ、そうですか。貴重なご意見ありがとうございました」とだけお伝えしましたが、その後もその方から、何度か「あなたは間違ってる、あなたはおかしい」というようなことを言われました。



その方は「自分は正しい」という価値観を持っています。ほかの方も自分と同じ価値観を持っているのと、思っているのかもしれません。もしかしたら、「自分を認めてほしい」とSOSを発しているのかもしれません。



しかし私は、十人いれば十通りの価値観があると考えています。価値観は皆それぞれ。自分が正しいと思ってることもほかの人は正しいと思っていないかもしれません。人は自分が体験したこと、感じたことのメガネでしか、ものごとは見ることができないと考えています。



その人と出会えたおかげで、「自分が正しいと思っていることを人に押しつけていないかな?」と見直すいい機会ができました。

男性は尊敬されたい?女性は共感されたい?

男性と女性では脳の作りも違いますし、考え方や感じ方が違います。

それぞれの違いを認めることで、良いパートナーシップをとることができると思います。

ではどういう違いがあるのか、一例をお話しましょう。



例えば、話を聞いてほしいという欲求。男女ともにあると思いますが、その根本にある考えは違うと思います。

男性の場合は、「スゴイ!」「さすが!」「頼りになる!」というように、尊敬されていると感じられる言葉を掛けられることに喜びを感じていると考えています。



一方、女性が話を聞いてほしいのは共感して欲しいからだと思います。

旦那さんや彼に話をするのは、問題を解決してもらいたいわけではなく、共感してもらいたいから。

「うんうん、大変だったね」「お疲れ様」と共感し、労ってくれることを求める傾向にあると感じています。



もちろん、男性だから必ず尊敬を求めて話しているとか、女性だから共感しなければいけないということはありません。

そちらも人それぞれ。この一例は、あくまで「そのように言われている」という風に受け取って貰えればと思います。



しかし大事な点は、話すというテーマだけでも男女というカテゴリーで分けるとこれだけ違っているのです。

それが年齢やこれまでの経験、生まれた場所などで分けていけば?

きっとそれぞれに違う考え方を持つ人に育っていくのだと思います。

考え方、受け止め方は人それぞれ♪

親子、夫婦、恋人、親友など自分の近くにいる人とは、つい自分と相手の境界線があやふやになってしまいがちです。

「自分が正しいと思っていることは、相手も正しいと思っている」と錯覚してしまうことがあると思います。



でも、親子でも夫婦でも恋人でも親友でも、自分とは違う人格を持った他人。

そこを忘れずにいたいですね。

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