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公開 2015年08月30日  

小学校初めての夏休みに、子どものお留守番デビュー!事前準備からお留守番当日までのリポート!

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子ども1人でのお留守番は、する子も、させる親も、ドキドキですよね。我が家では夏休みを利用して、小1の長男が「約7時間のお留守番」デビューを果たしました。それまでの準備や練習、当日の様子をお伝えします。

出典:https://instagram.com/p/lMcezdsE18/

お留守番に対する前向きな気持ちを育てる

1人で行動するというのは、お留守番に限らず心細いもの。本人が不安な気持ちのままお留守番をさせてしまうと、孤独感や淋しさが大きくなって、単独行動そのものまで苦手になっては困りますよね。



ちょっとした練習や下準備をして、「お留守番してみたい!」「1人でだってちゃんと出来る!」といった挑戦する心を、本人が持てるようになってから実行に移したいものですね。

短い時間から成功体験を積み重ねる

実際にお留守番をさせて初めて、意外な落とし穴に気づくこともあります。



まずは短時間から始め、少しずつ時間を延ばし、留守中の課題を増やしていくのが良いようです。我が家は、10分から始めて、30分、1時間、2時間、4時間…と延ばしていき、最終的には7時間のお留守番を目標にしました。1人で帰宅し、鍵を開け、お弁当を食べ、お昼寝をし、おやつを食べる。

その合間には、宿題をしたりメールで親に様子を知らせたり。本人にとっても、いきなり長時間のお留守番は不安ですが、成功体験を重ねることで自信と達成感が得られます。



そして、お留守番の楽しみとして「○時になったら好きなTVを見ていい」という約束をしました。○時の合図はパパからの電話!そしてそれが楽しみなあまり、自然と時計を意識するようにもなり、結果的に「時計の勉強にも繋がる」という相乗効果が生まれています。

お留守番・基本のルール7ヶ条

我が家はオール電化なので火の心配は少ないのですが、学童からの帰宅距離が長いので事故や熱中症などが心配です。このように各家庭の状況や子どもの性格によって注意点も変わりますが、参考までに我が家のルールを紹介します。



1.鍵と携帯電話は隠しておくこと。友達にも内緒にしておくこと。(話せば見せてという子が現れて、人目に付いたり紛失に繋がるので)。

2.帰宅したら冷房を付けること。

3.帰宅したら「ついた」メールをすること。

4.困ったことがあったら親に電話をすること。

5.誰が来てもドアは開けない。インターホンも出ない。

6.親以外からの電話は出ない。

(親の電話番号を登録し、名前表示や特定の着信音など設定しています。)

7.地震が来たら防災頭巾をかぶること。

(防災頭巾は手に届きやすい場所に置いておき、家の中でも「ここなら1番安全」という場所を伝えてあります。)

困ったときのシュミレーション

何をして過ごしたら良いか、困ったことが起きたらどうしたら良いかなど、いくら言い聞かせても、いざ1人になったら頭が真っ白になってしまうかも知れません。



そこで、「帰ったらやる事」を時系列で書き、「困った時にどうするか」を箇条書きにして、テーブルにおいておきます。ホワイトボードなら日替わりで書き変えやすいし、色んな色を使って子どもの好きそうな絵を描き添えておくなどして楽しんでいます。



また、「想定外の事が起きる」ことを視野に入れ、「本当に困ったときにはパパやママと連絡が取れる」実感が持てるようにしました。電話の受発信はもちろんですが、我が子はキッズ携帯を持っているため(通学距離が長いので)、親が仕事中や移動中でも連絡が取れるようメールの練習もしました。

いざ当日!Xデーの結果報告

慎重に準備を進めた甲斐あって、当日は全く不安や困りごとも無く、順調に「7時間のお留守番」を終えた長男。



「全然平気だった」という頼もしい言葉に、それから週に1度は長時間のお留守番をさせるようになりました。するとある日、学童で貼ってもらった絆創膏が帰宅途中に剥がれてきて、家で貼り直そうとしたところ絆創膏のある場所が分からず、困って電話をかけてきました。



「自分で何とかしよう!」としいう出ばなを挫かれた本人、絆創膏が見つからないという言葉に慌てる親、双方にとってのハプニング。男の子の場合は怪我の対処も教えておいた方が良いですね。

まとめ

長時間のお留守番が出来る様になってからというもの、長男の成長をとても感じます。



初めての小学校生活では、親も気づかないような小さな緊張、不安、失敗もあったと思いますが、「ぼく、お留守番が出来るようになったんだ!小学生だもんな!」という自信と自覚が確実についたようです。ニ学期に向けて弾みをつける経験として、お留守番デビューさせてみるのはいかがでしょうか。

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