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公開 2024年12月16日  

気づけばPTA役員10年…!人は、助け助けられ生きていることを実感

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ひょんなことから、いろんなボランティアに関わることになり、PTA会長も経験。その中で気づいた事は…?


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コノビー編集部の選りすぐり!何度でも読みたい、名作体験談。

今回はコノビーで連載中の「ゆたかちひろ」さんの名作をご紹介します!気づけばPTA役員歴10年というゆたかちひろさん。活動をする中で思うこととは?

初回公開はこちらです。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/conobie/article/28448

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幼稚園では2年間役員をして、一緒に役員をしていた仲間と、できるだけ無駄な活動をしなくて済むようにと様々なことを見直して、マニュアルを残しました。

10年ぐらい経ってますが、今も系列の幼稚園で利用されているそうです。


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小学校からのPTAでは幼稚園のころとは違い、あれこれ改善したいと思うと何年もかかることがあったりで、気付けばずっとPTA役員を続けています。

年々、少しずつ負担を減らしながらも、学校や子ども達の為に、保護者にもあって良かったと言ってもらえるようなPTAに変わってきています。


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そうやって何年もPTAをやっていると、今、子どもや親に何が足りていないのか、どう困っているのか、何が必要かというのが見えてきて、見えてしまうと放っておけず。

良くするためにはどうすればいいだろうといろんな方に教えてもらい、改善していく……その繰り返しです。

経験者や先輩方に教えてもらっていると、役立つようにとあちこちに呼んでもらえるようになり、改善できる立場にいる方に直接お話をする機会も増えました。


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困りごとがあっても、どこへどう伝えれば良いのかわからない、ということも減り、様々な方とつながりができていきました。

また新しい繋がりからいろんな方の手を借りて、できなかったことや、やりたかったことを実現していきます。

役所のどの部署へどう伝えるとか、これは消防の、これは警察の管轄で、これは議員さんに言わないと無理。

などなど、たくさんの事を知りました。

お手伝いに行ったり、会議に出たり、時間を取られることも増えました。

わが家は夫が協力的で行っておいでと言ってくれるので大丈夫でしたが、誰もができることじゃないのも、よく分かりました。

ありがたいことに、そんな私の姿を見て、「できることは言ってね」と手伝ってくれる仲間も増えました。



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横のつながりを維持していると、困った時に頼れる人や場所を繋いでいけると思うんです。

PTA役員をずっとやっていると、頼られることも多いです。

役員だけで解決できることもありますが、解決の為に地域の方や学校、他校のPTA、議員さん等、いろんな方に頼ることも多々あります。

保護者から相談された困りごとをどう解決するか、解決できる人は居ないか、その懸け橋になるだけでも存在価値があると思うようになりました。


こうしたボランティアもあと2年もすればPTAは完全に卒業して、地域活動だけになる予定です。

これからもみんなで前向きに変化しながら活動できる環境を残せるといいなと思っています。


何も考えずに「大変だけど、去年こうしていたから今年もこうする、変えちゃダメ」というような団体活動だけにならないよう祈るばかりです。

大変だったら変えたり、やめちゃって良いことはたくさんありますからね。




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長い間、PTAや地域活動に携わってきて、実際に我が子の環境が良くなったということが多々あります。

昨年は学校での部活動中の熱中症対策に氷のストックを増やせるようにしました。

危険な通学路に白線の引き直し、標識の追加、飛び出し注意の看板の設置。学校で使う貸与のタブレットで起きている様々な問題も今解決に向けて学校や議員さんが動いてくれています。

災害時に通学路の安全確保でPTA総出で見守りに出たり、迷子になり深夜になっても帰らない子どもの足取りを追いかけるためにPTAの繋がりを使って連絡を取り合い、早期に発見できたり。

時代にそぐわない校則を改善したり。

毎月やっていたPTAの会議を必要な時だけ、事前に情報共有してから開催して時間を短くしたり。

細かなことを書き出すときりがないぐらい、いろんなことができました。

ひとりではできなかったことばかりです。一緒に頑張った仲間とはもうすっかり友人です。大人になってからなかなか作るのが難しい、大切な友人も得ることができました。

PTAに関わる前は、PTAとか面倒だし無くせないものかなと思っていたのですが、実際に関わったら、必要なものと不要なものがあるとわかり、不要なものはどんどん無くして、必要なことは残していけるように改善しました。

誰かが時間を取ってやらないといけない、という部分はどうしようもないのですが、せめてその時間を減らせるようにと頑張ってきました。



ボランティアをこれからも続けると思うのですが、この先も誰かに頼られる人でありたいですし、自分自身も頼れる人をたくさん作っていきたいです。

活動を通して頼って、頼られて、いつも誰かに助けられて生きているのだとも実感できました。

最初は子どもの為にと始めたことでしたが、自分自身が人として、かなり成長させてもらいました。

これからも子どもと一緒に、たくさん学び成長し続けていきたいですね。





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