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公開 2015年09月28日  

元・小学校の先生が教える!学力アップにつながる家庭学習のポイントとは?

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家庭学習こそ、子どもの学力を伸ばすチャンスです!子どもがやる気をアップしながら、学力もつく家庭学習法についてお知らせします。ぜひお試しくださいね。

出典:https://instagram.com/p/4ojAuGhP2p/

わが子に勉強を教えるときの4つの原則

勉強の教え方には、大切な4つの原則があります。



1.教えるときは、ポイントをしぼって、シンプルに教える。長い説明はしないでおこう

2.くり返し、くり返し教える

3.教えるときは、楽しさが必要。ほめながら教える

4.良質なお手本が必要。良いお手本の代表は、教科書



優れた指導法とは、「良質なお手本」を「シンプル」に「くり返し」「ほめながら」教えることです。

学校で学んだ学習内容を実生活と結びつけよう!

机に向かって勉強することだけが、勉強ではありません。

学校で学んだ学習内容を実生活と結びつけることで理解も深まります。



「箱におまんじゅうが入っています。たてに6個、横に4個はいっています。おまんじゅうはいくつある?」

と聞いて、子どもと一緒に数えてもいいし、かけ算を習ったならば、「これを式にするとどうなる?」と聞いたり、わり算を習ったならば、「家族は4人だけど、1人何個ずつ食べられるかなあ」などと聞いたりするといいと思います。



学校で習う学習内容は、身の回りにたくさんあります。ぜひお子さんと実生活の中で、学校で習ったことを使ってみて下さいね。

手間いらずで簡単♪漢字の学習法

家庭でできる簡単な漢字学習法は、【指書き】をすることです。



夕飯の支度の時、食後、テレビを見ているとき、すぐにできる方法です。紙や鉛筆はいりません。「今日は何の漢字を習ったの?」などと聞いたり、お母さんが問題を出してみましょう。テーブルの上に、漢字(ひらがな・カタカナ)を指で書きます。合っていたらうんとほめてあげましょう。



次にお母さんが、お子さんに向かって、空中でも、テーブルの上でもいいので、書いてみます。それをお子さんが当てます。例えば「山」という漢字を指書きをさせるとき、「いち、に~い、さん」と声に出しながら指書きするといいでしょう。



手間いらずで、簡単な指書き漢字学習法、ぜひためしてみて下さい。



テストは「やり直す」ことが大切!

 学校で行うテストには、2つの目的があります。



1.学習の習得の状況を測定して、評定するため

2.学習したことを定着させるため 



人間は忘れる動物。誰もが忘れやすいのです。脳科学者によると、忘れるスピードは、どの人もほとんど同じだそうです。1日すれば、半分以上わすれ、3日もするとほんの少ししか覚えていません。



忘れないためには「くり返す」ことが大切。つまり、学習においては、復習することです。



学校で習ったことを、家に帰ってざっと見ることはとても良い方法です。次の日の授業開始前に、30秒ほど前にならったことを思い出すのも良い方法です。土日に、もう一度学習したことを見直すのもいい方法です。テスト前に、もう一度見直したら、完璧です。



テストは、この最後の部分です。テストで間違ったところは、定着していないことを表しています。テストの点数を見て、ハッパをかけるのではなく、「やり直す」ことこそ大切なのです。



(参考文献)家庭教育ツーウェイ2006.3 家庭教育のポイント24 向山洋一氏論文

子どものつまずきの原因をチェックしよう!

子どもの学力に対して親がしなければならないことは、「何につまずいているのか」のチェックです。ノートや持ち帰った成績物で、ほとんどのつまずきはチェックできます。



例えば、国語では「読める字を書いているか」をみます。せっかちに書いたり、鉛筆を正しく持っていなかったりすると、きれいな字は書けません。こういう子には、親の前に鉛筆を正しく持たせ、ゆっくりとマス目にいっぱいに字を書かせてみるといいです。



算数では、「線をまっすぐ引けているか」を見ます。算数の計算は位取りが重要です。ぐちゃぐちゃに線をひいていたら、正確な計算ができません。定規を使い、きちんと線を引かせるのが、算数の学習の第一歩です。



「何につまずいているか」が分かったら、つまずいているところだけを教えましょう。あとは自信がついて、自分1人でできるようになります。



さて、やる気がでて、しっかり子どもの学力のつく家庭学習法をお伝えしたいと思います。



1.なるべく薄い問題集を一冊買う。

2.できない問題はチェック印か×をつけて、一通りやらせる。

3.チェック印のついたところだけ、じっくり取り組むようにする。

4.同じ問題集を何度もくり返させると、この過程で分からない部分が見えてくる。



全教科チェックするのが無理ならば、まずは国語と算数だけやってみてはいかがでしょうか?

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