息子は0歳クラスからリトミックを始めたので、通い始めた当初はまだ手をリズムに合わせて叩くことができませんでした。その頃にリトミックの先生から言われたのは、「お子さんの身体を、リズムに合わせてお母さんがトントンと軽く叩いてあげるといいですよ」という事です。普段の生活の中でも、簡単にできるのでおすすめです。
リトミックのレッスンでは、短時間の中でいろいろな事をやります。当初、息子はレッスン内容で「できない事」の方が多く、母としてやきもきする場面が多々ありました。
なんとかやらせようと私がやっきになっていると、先生が「今できなくても、知識を蓄えているから大丈夫ですよ」とおっしゃってくれました。そう言われるまでは、「せっかく月謝を払って来ているのだから、その場で出来るように最大限の努力をしないと!」と思っていましたが、それ以降は出来なくても「がんばって吸収してね~」と考えられるようになりました。
実際、翌週自然と出来るようになった事もあり、「先生の言う通りだな~」と実感しました。
レッスンの内容を自宅で復習しようとしても、レッスン中のように子どもは集中してできないものです。「ママができることは自分で子どもに教えればいいや」と思い、市販の幼児用教材を購入して子どもと一緒にやろうとした事もありますが、なんと断固拒否されるという事態に!
レッスン中、ママが「ほら、こういう風にやるんだよ」と説明しても全くやらないのに、先生が全く同じ事を言うと自然と言う事を聞いています。「先生の存在って偉大だな~、習い事をやらせる価値ってこういうところにあるのかなあ」と感じた瞬間でした。
いかがだったでしょうか?
始めた当初はできない事も多かったリトミックですが、今では得意な内容だと「もう終わりだよ」と言ってもやりたがるほどの集中力で出来るようになりました。親としても、「この時期にはこういう事をして一緒に遊べばいいんだ」と学べる場として活用させて頂いています。
習い事については、これからスタートするご家庭、通っている最中のご家庭、それぞれ悩んでいるママも多いと思いますので、参考になれば幸いです。