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公開 2015年09月05日  

賢い子が育つ家庭には図鑑がある!?幼児にぴったりの図鑑を選ぶ5つのポイント

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賢い子の家庭のリビングには必ずあると言われている「図鑑」。購入したもののあまり活用できていないという声もよく聞きます。我が家でも立派な図鑑を用意したにも関わらず、なかなか活用できずにいました。まだ沢山の情報を読むことになれていない幼児期にはどんな図鑑が適しているのでしょう。幼児にぴったりの図鑑を選ぶ5つのポイントをご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038012660

幼児期に図鑑を活用するのは難しい?

「図鑑」は身の回りの生活に密着したあらゆるものをテーマに、「図」や「写真」を入れて解説したもの。色々な体験から芽が出た好奇心を「図鑑」を使って広げたり、「知識」を深めることができる優れものです。図鑑で得た「知識」と実際に目で見て聞いて感じた「体験」とのリンクは考える力をも育ててくれます。



ただ、「図鑑」を購入したものの、うまく活用できないとお悩みの幼児期のお子さんをお持ちの親御さんもいらっしゃるのでは?



実は私も娘が0歳から2歳ぐらいのとき、我が家も親戚に色んなテーマの図鑑をプレゼントしていただいたんですが、最初は珍しそうに見ていた娘も、すぐに飽きて取り出すことはありませんでした。そのため、やっぱりまだ字もそんなに読めない3歳前後の幼児に「図鑑」は難しいのかな?と思っていました。

幼児期に図鑑を活用するに大切なものは??

「幼児に図鑑は難しい?」と思っていたのですが、実は「図鑑の選び方」を間違え、「使い方」に誤解を持っていたのです。



私は図鑑を使って「興味を持ったことを調べ、それについて知る」ことしか考えていませんでした。だから、図鑑のイメージは「情報量が沢山ある分厚いもの」。長く使えるようにと思い、小学生でも使えそうな情報が沢山載っている立派な標本型の図鑑を選んでしまっていたのです。



でも、そもそも小学生が使う図鑑は小学生の理解度にあわせてあるので、幼児には理解が難しく、一緒に見ていてもあまり面白くないのです。そして、幼児が自分から何かを「調べよう」とはなかなか思わないもの。しかも調べたその先に到底理解できないような内容が書かれていても面白くありません。



つまり「幼児が楽しめる図鑑」と「小学生向け図鑑」は別物と考えたほうが良いということです。



2歳~6歳ぐらいの幼児とその親御さんが使いやすい図鑑のポイントは、

・見やすい

・わかりやすい

・親子で話しやすい

・実体験とリンクしやすい

・持ちやすい

の5つです。

こんなに違う、幼児向けの図鑑と小学生向け図鑑

例えば、幼児向けの図鑑はと小学生向け図鑑では、「見やすさ」「わかりやすさ」が全然違います。幼児向けの図鑑は見やすく、わかりやすいから理解でき、「親子の会話」につながり、実際に生で本物を見たときにより感じるものも多くなるのです。



そして、意外と気づかないのは「持ちやすさ」です。小学生向けの図鑑は太くて重いものが多いです。子どもが自ら本棚から出しやすい「薄さ」であることは意外と活用するうえで重要なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。



つい情報量が多くて立派な図鑑を選びたくなりますが、年齢にあった「使いやすさ」もとても大切だと思います。私は「知識」の習得だけを目的に図鑑を活用するよりも、「図鑑」を一緒に見て「親子の会話」をすることを大切にしたいなと思っています。「親子の会話」の中で主体性が育ち、更に知識が得られたら理想ですよね。

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