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公開 2015年09月17日  

怖がらなくても大丈夫!人工授精で子どもを授かった私の不妊治療体験談

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子どもを切望する女性にとって、今や欠かせなくなってきた不妊治療。不妊治療というと特別なこと、というイメージがありますが、同じ悩みを抱えた方が多いことに驚きました。私は不妊治療することで自分の身体とも向き合えたと思っています。体験談をご紹介するので参考にしていただけたら嬉しいです。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10144000720

不妊治療のきっかけ

私は31歳で結婚し、34歳になった時に不妊治療の通院を開始しました。不妊治療の通院のきっかけは主人からで、昔髄膜炎にかかり高熱を出したことがあったので、自分が原因で子どもができないのでは…と思ったそうです。私の年齢のこともあり、早く子どもが欲しかったので不妊治療に通うことにしました。

不妊治療の通院を始めても、急に治療は始まらない

不妊治療に通い始めてから知ったのですが、結婚して夫婦生活もあるのに2~3年妊娠しない場合は、不妊の原因を調べてみる方がいいそうです。必ず何か原因があるわけではないですが、もし原因があった場合は早めに対応することで妊娠に近づけるからだそうです。



そんなわけで、通院を始めても最初は原因を探るところからでした。詳細は割愛しますが、不妊検査はいくつかあります。月経終了後に行うもの・排卵時期に行うものなど時期が決まっているものもあるので、全て終わるのに1ヶ月ほどかかります。男性は、精液検査のみでした。

検査で不妊の原因が分かれば次のステップに進みますが、特に原因が分からなければタイミング法をとります。



これは単に排卵日に性行為を行うという単純なものですが、自分で何となく計算していた排卵日ではなく超音波で卵巣などを見た上で、排卵の確率が1番高い日を調べて行いました。

排卵しそうだな、という数日前に通院し卵巣を診てもらいます。何日後に排卵しそう、という判断のもと次回の来院予定を決めます。
例えば生理後12日で来院し3日後と言われたら再度行きます。その際に「あさってもう1度来て」と言われればまた来院することになるので、通院日と排卵日が合わないと大変でした。超音波で診るだけなので診察は5分程度で終了しますが、私の通った不妊治療専門の病院はいつも混んでいて2時間待ちがほとんどでした。それだけ不妊に悩む女性が多いんだなと感じました。

妊娠しない期間が続くと段階を踏んで次のステップへ

タイミング法を試しても妊娠しない場合、次のステップに進みます。それは人工授精と体外受精です。


もちろん次に進むかどうかは本人が決定します。大体5回前後タイミングを試して妊娠しない場合は、医師から次のステップに進むことを提案されます。5回試していれば単純に5ヶ月経過しているわけです。私たちは提案通り人工授精へと進みました。精子を洗浄して子宮に送り込みます。排卵のタイミングを計り、排卵日に人工授精を行います。夫は同伴できなくても大丈夫でした。

人工授精と聞くとなんだか怖いイメージがあるかもしれません。しかし施術時間は短く、私の場合は、痛みもほとんどありませんでした。施術が終われば次の生理を待ちます。私の場合は3回目の人工授精で妊娠しました。

妊娠を望むなら早めに病院へ

私の場合の体験談をお話ししました。通院するまでは不妊治療なんて怖そう…と思っていましたが、思い切って行ってみてよかったと思っています。


妊娠するチャンスは基本的に月に1回、年で12回しかありませんもし不妊の原因が分かるなら、診てもらうことで早めに対応ができるかもしれません。妊娠を望むのなら、迷わず病院で診てもらうことをおすすめしますよ。

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