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公開 2015年09月27日  

子どもの怪我は秋に増える!?子どもの怪我を予防する4つの「鍛え遊び」

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行楽の秋、スポーツの秋…お出かけの機会の増える秋ですが、意外にも子どもが怪我で病院にかかることが増えるのも秋なんです。少し肌寒くなり厚着をして動きにくくなったり、夏の疲れで体が重かったり…。うっかり怪我をする前に、親子で楽しく「遊びながら鍛える」ことにチャレンジしませんか?


秋は気候が良く、外で遊ぶには気持ちの良いシーズンですね。遠足や運動会、と活発に外で活動する機会も増える季節ですが、子どもの怪我が最も増えるシーズンでもあります。



理由としては、夏の疲れや日々の活動量が多くなったことによる疲れで体調が万全でないこと、肌寒くなり厚着をして動きにくくなったこと、などが挙げられます。



基本はしっかり休んで体調を整えておくことが大事ですが、今回は怪我をなるべくしないで済むように、思ったことを正確に行動に移すための運動神経『コーディネーション能力』を伸ばす要素を取り混ぜながら、親子で遊びながらできる「鍛え遊び」を4つ、お知らせしたいと思います。

1.まずは腕の筋力を上げる「ハイハイ」「雑巾がけ」

子どもの怪我で一番多いのが、顔を含む頭部の怪我です。これは転倒時や怪我の際に、顔や頭を手で防ぐことができないことが大きな理由となります。



当家のムスメも2歳の頃、歩道の縁石につまづき額を切った経験があります…が、頭部の怪我は周りの大人もヒヤッとするもの。手が先にしっかりと体を支えられたり反応できたりすれば、頭部の怪我は随分減るはずです。



手や腕の鍛え遊びには、ハイハイや雑巾がけが有効です。廊下を親子でハイハイ競争するのも良し、親子で床の拭き掃除をするなら掃除もできて一石二鳥です。



この際に気をつけたいのは、手のひら。最近の子どもの中には、手を着く際に指で体重を支えようとする子がいます。これは指の怪我にもつながります。もし、子どもが手のひらを着けずにいるようでしたら、手のひらをベッタリと床につけるよう、さりげなく教えてください。



2.「寝転んで風船膨らまし」で体幹から元気に

次は、体幹を鍛える遊びです。体幹はアスリートも重要視する部分ですので運動選手向け?と思いがちですが、基本的には胴回りの姿勢を支える筋肉のことを指します。全身の体バランスを整えるために大事な部分ですので、怪我予防には最適です。



体幹の〝筋肉スイッチ〟を入れるには、まずは呼吸が重要。寝ころんだ状態で、一緒に風船を膨らませてみましょう。どちらが先に膨らませられるか競争です。(風船は、はじめの状態はゴム同士が密着してなかなか空気が入りません。子どもたちと遊ぶ際には、風船の口の部分を箸や指で少し広げてから渡すと、空気を入れやすくなります)



膨らませたあとは、風船を使ってキャッチボールや風船テニス、風船バレーもオススメです。

3.「ママの脚ジャンプ」でバランス感覚アップ

3つ目は、バランス感覚を鍛える「脚ジャンプ」です。「脚ジャンプ」は昔からある遊びの「けんけんぱ」の変形遊びです。



ママやパパは、足を伸ばし揃えた状態で座り、子どもを向かい合わせに立たせます。まずは、子どもの脇の下を持ち、支えながら自分の太ももの上をジャンプさせましょう。上手くできるようでしたら、支えの手を離します。



上手にできる子どもには、ママやパパの脚を閉じたり開いたりと動かし、遊びます。(ママが脚を閉じる→子どもは足を開いてまたぐ。ママが脚を開く→子どもは足を閉じてママの脚の内側に着地)



脚の開閉スピードを変えたりすることで緊張感を出したりすると、スリルがあって楽しいようですよ。

4.「うつ伏せからスーパーマン」は背中の筋力を鍛えます

最後に、「うつ伏せからスーパーマン」です。



親子で向かい合った状態から、うつ伏せになります。うつ伏せから上体だけを起こし、手を伸ばします。そのまま、手遊びをして遊びます。(アルプス一万尺などがオススメ)小さい子どもの場合は、ママの手のひらにバイキンマンを描いて子どもに「アンパーンチ!」させるのも良いですね。



私の場合、子どもと遊ぶ際には、片方の手のひらにメロンパンナちゃん、片方の手のひらにバイキンマンのシールを貼りました。その両手を握って突き出し、「バイキンマンならアンパンチ、メロンパンナちゃんなら優しく撫でてね」と言ってゲーム感覚で手を伸ばす鍛え遊びは盛り上がりましたよ。

まとめ

お伝えした4つの「鍛え遊び」は、子どもはもちろん、大人にも有効な運動です。お休みの日や、ちょっとしたスキマ時間に、親子でぜひ楽しんでみてください。

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