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公開 2015年11月11日  

出産する病院・産婦人科はどう選ぶ?家から近い病院を選ぶ4つのメリット

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妊娠が分かったらまずやらなくてはいけないのが出産する病院選び。分娩スタイルや近さや綺麗さなど何を重視するかとても迷いますよね。今回は私の病院選びの体験談と、家から近い産院を選んだ4つのメリットをお話しします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017019006

近さか分娩スタイルか?散々迷った産院選び

妊娠が分かったらまずやらなくてはいけないのは産院選び。ネットで調べてみると、都内の人気の病院は妊娠7週でもう予約がいっぱいになってしまうところもあるとのことで、私も妊娠発覚後に焦って病院選びを始めました。

産院を選ぶ基準としては、総合病院か助産院かなどの病院の規模、近さ、分娩スタイル、母乳育児の方針、母子同室か別室か、食事、部屋、助産師さんの雰囲気など色々な希望があるかと思います。

当初の私の希望は、とにかく近くて、無痛分娩を行なっており、総合病院など大きな病院で、母乳指導もあり、綺麗で、お祝い御膳など豪華な食事もあったらいいなぁなどと考えていました。しかしそんな完璧に希望通りの病院が見つかるわけもなく、何を重視するかの選択を迫られました。

そこで、出来れば譲りたくなかった「近さ」と「無痛分娩」を重視して病院を調べてみましたが、とても残念なことに近くの病院では無痛分娩はしていませんでした。30分ほど電車とバスで移動すれば無痛分娩をしている病院もありましたが、出産費用が高いわりにお部屋も古くて狭い印象‥‥。

かなり迷いましたが、結局「初産だし普通分娩で頑張ろう!」と決意し、家から徒歩15分のところにある総合病院で出産することに決めました。

近さで産院を選んでよかった点は?

近さだけで選んだ病院。特別部屋が綺麗だったり、ご飯が美味しいといった特色があるわけではありませんでしたが、終わってみれば近い病院を選んでよかったと思いました。

その理由としては、

1.定期検診に行くのが楽
定期検診は、初期には1~2週間ごと、12週頃から妊娠6ヶ月(23週)までは4週間に1回、妊娠7~9ヶ月は2週間に1回、臨月(妊娠36週以降)には週に1回通うのが一般的です。私は全部で15回検診に通いました。つわりだったり、歩くのも辛いくらい脚の付け根が痛いなど検診に行くのが辛い時もありました。そんな時に混んでいる公共機関に乗ったり、自分で車を運転して遠くの病院まで検診に行くことを考えるとなかなか辛かっただろうなと思います。

2.不安な時すぐ病院へ行ける
妊娠中にはお腹が痛んだり、出血したり、胎動が弱い気がする、高位破水したかも‥‥など、色々と心配な症状が起きる場合があります。そんな時に近い病院であれば念のため病院に行ってみようという気になれ、気軽に病院まで脚を運ぶことが出来た点もよかったです。

3.陣痛が来た時
初産であれば陣痛が10分間隔を切ったら連絡し病院へ向かうところが多いですが、10分を切る頃には痛みもかなりの物になっています。私は病院へ向かう頃には5分間隔になっていたので、歩くのも一苦労。近場とはいえ歩いて行ける気がせずタクシーで向かいました。今破水したらどうしよう、赤ちゃんが急に生まれたりしたらどうしようか‥‥など初産ゆえ移動中も不安がたくさんだったので、すぐにタクシーで向かえる距離で本当によかったと思いました。遠いとタクシー代も馬鹿にならないですしね。病院までご両親や旦那様に確実に車で送ってもらえれば良いですが、そうもいかない場合が多いかと思うので、陣痛時の移動手段まで考えて病院選びをするのがいいかと思います。

4.お見舞いが楽
出産後も家から近い病院だと旦那様にお見舞いに来てもらいやすいです。また入院中に必要な荷物を持ってきてもらったりもしやすかったです。

私の場合、無痛分娩という希望は叶いませんでしたが、近さや母乳指導の方針、助産師さんの雰囲気、総合病院の安心さなどは希望通りでしたので選んだ病院に後悔はありませんでした。

希望の出産を考えてみよう

色々と迷ってしまう産院選び。私は、長い間妊娠を希望していましたが、産院はどこが良いかなどと考えたことはありませんでした。

いざ妊娠をすると焦りながら病院を調べることになってしまったので、妊娠前に病院の情報収集をしておけばよかったと後悔しました。妊娠を希望している場合は、自分はどんな分娩スタイルで産みたいか、譲れない希望は何だろうなどとなんとなく考えてみるといいですよ。そして余裕があれば、近くの病院の口コミを調べたりしておくのも良いかと思います。

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