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公開 2015年10月10日  

朝食は幼稚園でみんなで食べる!こんなにも日本と違うドイツの幼稚園事情

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3歳になる長男は、この夏からドイツの幼稚園に通い始めました。日本の幼稚園とは違ったことの多いドイツの幼稚園生活。ちょっと変わったこと、驚くこともある現地の幼稚園をご紹介します。


登園時間が早い!

日本だと、幼稚園に行く時間帯は早くても8時台ですよね。ドイツでは7時台から幼稚園が開いています。息子が通う幼稚園が7時半からなので、だいたい8時に夫が通勤途中に送り届けています。

こんなに早い時間からというのはわけがあります。それは、ドイツの朝は早いから!です。スーパーも7時、パン屋さんは6時から開店しています。会社勤めの人も朝早く通勤する人が多く、その分仕事を早めに終えるというのがドイツスタイル。なので午後3~4時の降園時間には、お父さんたちが迎えに来ている姿もよく見かけます。

ちなみにドイツではバス通園はありません。車や自転車での送迎、また子ども達も自分の自転車に乗って登園している子が多く、園の前にはいつも小さな自転車が並んでいます。

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朝ごはんもみんな一緒に

息子の通う幼稚園では、朝食は登園後、部屋でみんなテーブルを囲んで食べています。パンやシリアル、フルーツやヨーグルトが並んでいるので、自分の好きなものを取ります。朝食は各自持参する幼稚園もありますが、簡単にパンや切った野菜、果物だけといった感じです。日本のように凝ったお弁当なんて一切ないので、子ども達は残念だけどお母さんたちはとっても楽チンです。

お昼ごはんは園の中にある調理場で出来立てのものを食べています。ドイツではオーガニック食材に溢れていて、スーパーでも手軽に買えます。息子の幼稚園でも全てオーガニック食材を使っていて、私は特にそこまでこだわっているわけではないのですが、やっぱり子どもに食べさせるものなので安心できる食材は有り難いです。

朝食のあとは午前中に果物などの軽食、そして午後はおやつの時間があります。

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縦割り保育

ドイツでは年少・年中・年長クラスのように年齢で分かれておらず、3~6才の子ども達の混合グループです。縦割り保育もドイツの幼稚園の面白いところ。

日本の幼稚園しか知らない私からしたら、この年頃の1年差というものは大きいし、ちゃんと年齢ごとのグループに分かれて同じような遊びをした方がいいのでは?と正直思っていました。でも、下の子は上の子の行動を見て色々覚えたり真似したり、上の子は小さい子の世話を焼いたりという感じです。新しいことを覚えて息子もいろいろと刺激を受けているようです。

ドイツの幼稚園は基本、先生はあまり干渉せず、子ども達の好きな時間に好きなことを…というスタイルの園が多いです。日本のように、みんな揃って一緒の時間に一緒のことを…ではなく、絵を描いている子がいれば、別の部屋でおままごとをしている子もいたり、1人で本を読んでいたり、レゴで遊んでいる子もいたり…とバラバラ。絵本の読み聞かせや外遊びのときには、みんな集まって一緒に!といった感じです。

子どもも先生も自由なスタイル

ドイツの幼稚園では、日本のように制服もなく、通園バックもありません。日本の幼稚園ではお馴染みの、入園前の持ち物準備もほぼなく初日を迎えました。息子の通う幼稚園は特に楽なようで、各自の歯磨きセットも全て園で準備されていて、持って行ったのは室内履きの靴くらいでしょうか。飲み物さえも各部屋に準備されていて、喉が乾いたら自分で取りに行くといった風なので、水筒さえも持参していません。

逆にイツの幼稚園では、オモチャを持って行ってOKということが多く、びっくりしました。息子の通っている幼稚園は1日2個までのオモチャならいいので、時々お気に入りの物を持っていったりしています。ただ無くしたり壊したりがよくあるので、出来ることなら禁止にしてくれたらと親としては思う時もあるのですが。

園児も自由なら、先生も日本人の私からしたらかなり個性的!マニキュア、タトゥー、鼻ピアスなんて先生も…。日本の教育現場からしたらとんでもないことが、こちらでは結構見かける園の風景のようです。

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今のところ息子は、幼稚園での生活をとても楽しんでいる様子で通っています。日本の幼稚園とのギャップを感じることもありますが、ドイツの自然の中でのびのびと、めいっぱい園生活を満喫して欲しいと思っています。

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