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公開 2015年10月16日  

出産の状況は人それぞれ!ブームと逆行した大病院での里帰り出産を選んだ理由

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最近は、自然な分娩を希望し、助産院や自宅で出産する人も増えています。10年ほど前に出産した私は、そんなブームとは逆行した大病院での里帰り出産。そして、帝王切開での出産を経験しました。自分に合った出産の形は人それぞれ。私の体験談が、皆様が出産の形を考える際の一助となれば幸いです。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132009940

近頃は、なるべく自然に出産したいと、助産院での出産や自宅出産を希望する方が増えています。また、産後も赤ちゃんとご主人が離れ離れにならないよう、里帰り出産をしない方もいらっしゃいます。

そんな中、私は大病院での里帰り出産を希望し、逆子のため帝王切開で出産しました。自然派のお産についての情報が多い中、大病院での里帰り出産の体験をお伝えします。

私が里帰り出産を決めた理由

私が妊娠した時は、夫の転勤で雪が降る地方に住んでいました。夫は平日は帰りが遅く、休日出勤をすることもありました。車がないと買い物も産婦人科にも行かれませんが、夫を頼ることもできず、私は雪道の運転には慣れていませんでした。また、産後、実家の母に手伝いに来てもらおうと思っても、母も車の運転ができませんでした。

夫自身も、平日はほとんど家にいない自分よりも、私の実家の方が頼りになるし安心だと思っていたため、夫婦で話し合い、里帰り出産という選択をしました。

大きな病院を選んだ理由

初めての出産は、いろいろと不安も多いものです。私が出産した10年以上前は、まだまだ助産院などの情報が少なく、先に出産した友人も助産院で出産した人はいませんでした。そのため、私は、どんな状況でも対応もできる病院、また、生まれた赤ちゃんに何かあっても母子が一緒に入院できる病院、ということで、NICUのある病院を選びました。

逆子のため予定帝王切開で出産

長男は逆子で、予定日よりも早めに帝王切開で出産することになりました。日にちはあらかじめ決まっていたので、地方に住んでいた夫も休みを取り、帝王切開に立ち会うことができました。(病院によって、帝王切開に立ち会える病院と立ち会えない病院があります)

帝王切開自体は、麻酔をしているため、痛みはありませんでしたが、術後、麻酔がきれるまでは寝たきりだったことが辛かったです。また、自然分娩と比べると体力の消耗が少ないですし、入院期間が長いので、赤ちゃんのお世話の仕方を助産師さんにたっぷり教えてもらえたように思います。

次男の帝王切開は痛かった

次男は逆子ではありませんでしたが、長男を帝王切開で出産したため、次男も帝王切開で出産しました。病院によっては、第一子を帝王切開で出産しても、第二子は自然分娩で出産する病院もありますが、私が出産した病院では、帝王切開をすすめられました。そのため、第二子の出産の際も、あらかじめ手術の日が決まっていたので、夫は仕事を休み、地方から戻って来られました。

私の場合は、次男の帝王切開では手術の時間が長く、傷も痛かったです。その上、後陣痛は一般的に第二子の方が痛いと言われているように後陣痛の痛みも辛かったです。ただ、授乳やおむつ替えなどの赤ちゃんのお世話は慣れているので、多少痛くても、余裕があったように思います。

まとめ

いかがでしたか?帝王切開は、人それぞれで、なかなか回復しない人もいますが、私は問題なく出産できました。また、夫は仕事のある平日は夜中に帰宅する生活だったので、里帰り出産をして、母に相談しながら慣れない子育てをスタートすることができて良かったと思っています。

夫は週末だけ私の実家に来て、赤ちゃんと触れ合う時間を持っていました。一緒に住んでいても、赤ちゃんと触れ合う時間は週末しかなかったと思いますので、里帰り出産を選んで良かったです。

皆さんも、ご自身の状況に合った出産方法が見つかるといいですね。

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