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公開 2015年10月06日  

イヤイヤ期の対処法!子どものストレスの原因、HITの原則とは?

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お子さんのイヤイヤ、かんしゃく。お母さんはイライラが募りますよね・・どうやって対処していいのか分からない!?でも、その前に単純な原因が隠れている場合は多いです。今日は子どものストレスについて考えてみませんか?

出典:https://instagram.com/p/7-ZpM9vwRL/

子どもがイヤイヤ言うのはどんな時?

さて、お子さんのイヤイヤ、ほんとう~にお母さんは頭が痛いですよね。

・いつまで続くんだろう
・なんでこんなにイヤイヤ言うんだろう
・小さい子どものすべてを受け入れられない私って、ダメ親かも?

私が日々出会うお母さんの中からも、こんなお悩みをよーくお聞きします。でも、そもそもお子さんがイヤイヤ言う時、それはどんな時でしょうか?その原因と状況を少し振り返ってみませんか?

子どもは目的をもってイヤイヤいう

子どもがイヤイヤ言う時は、何か原因や目的があるはずです。

・自分がやりたい!と思っている事が思うように出来ない。
・ママにして欲しい事が、うまく伝わらない。

それは、赤ちゃん期を過ぎて、子どもの「自分でやりたい!」という意志が出てきたサイン。お子さんが順調に成長しているサインなので、本来は歓迎するべき事なんですが・・・そうは言っても、それに毎日つきあうお母さんは、へとへとになっちゃいますよね。

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イヤイヤの原因、まずこれを疑ってみて。

でも、お子さんのイヤイヤが起こった前後の状況を振り返ってみると、いくら自分の意志が通じないといっても、状況によって、お子さんのかんしゃくやイヤイヤが起こらない場合もありませんか?

その違いは一体なんなのか?その時はまず、イヤイヤの原因に、HITの原則を疑ってみませんか?

HITの原則って何なの?

問題は、色々なストレスが組み合わさって起こります。

子どもは
・空腹な時(Hungry)
・無視されたと感じた時(Ignored)
・疲れている時(Tired)
に強くストレスを感じると言われています。この頭文字をとって、HITの原則といいます。

子どもがイヤイヤ言ったり、かんしゃくを起こした時は、
・お子さんがお腹が空いていないか
・無視されていないか
・疲れていないか
を、まずチェックして見て下さい。

もし、そうならイヤイヤの状況に反応する前に、まずそれをを取り除く事に対応してみて下さい。「なんだ、そんな事もう分かり切っている。当たり前」と思われるかもしれませんが、意外と見落としがちな事もあるのです。

お母さんにもHITの原則

HITの法則の中でも、無視されたと感じた時(Ignored)の状況を取り除くのって、難しいと思いませんか?

子どものイヤイヤに対しては、まず「あーー嫌だったんだねー。これがしたかったんだねー」と子どもの抱いていた感情を、大人が認めてあげる事が大切です。

でも、ご自分がHITの原則にあてはまる時を想像してみてください。お腹が空いている時、無視されたと感じた時、疲れている時、そんな余裕ははっきり言ってありませんよね。

だから、お子さんのイヤイヤにイライラした時は、ご自分の状況を確認して、ご自分のHITの原則を取り除く事も有効です。子どもにとって、最大のストレス要因は「親のストレス」です。ご自分の状態さえ良ければ、同じイヤイヤの状況でも、うまく対処できる事もあります。

子どもにイライラするのは当たり前!

でも、そうは言っても、ママが自分の状態をよく保つ事なんて本当に難しいですよね。

子どもの発達段階において、お子さんのイヤイヤが出てくる1歳半~2歳半前後が、親子関係において「うっとおしいと、愛おしい」の境目だ。とよく言われます。

私が、スター・ペアレンティングのファシリテーターといて、よくお母さんから相談されるのは
「イヤイヤ言う子どもを丸ごと受け入れてあげられない私は、ダメなんでしょうか?」
「子どものイヤイヤに、対処できない自分に自信が持てない」
というお悩み。

でも、それでいいんです。お母さんの年齢もお子さんの年齢と同じ。子どもと一緒に育っていくものだと思います。この時期は、子どもの方も、かんしゃくを起こしながら自分の感情に対処し、問題を解決する事を徐々に学んでいます。

だから、お母さんの方も、いつもいつも「心穏やかな、いいお母さん」の姿である必要はありません。もちろん相手は、小さな子どもです。でも、悩んでいるお母さん、困っているお母さんの姿を見せる事だって、お子さんにとっては、立派な教育だと、私は思います。

ゆっくり親子になろう!

おっぱいをあげて、抱っこして、微笑んでいたら良かった赤ちゃん期を過ぎ、子どもの意志が出てくるこの時期から、お母さんが親子の事で、沢山悩んだり、周りに相談したり、自分で子どもの事を知ろう!と勉強したりする、その姿勢こそが、長い長いこれからの親子関係において、大切な事だと思います。

子どもにイライラするのは、当たり前です!イライラして悩んでいるお母さんは、とってもいいお母さんなんだと、私は思います。そんな悩んでいるお母さんの元なら、子どものイヤイヤは、幼児期後期(3歳~6歳)には、きっと少しづつ落ち着いていきますよ。

毎日、本当~に大変ですが、身体に気を付けて、お母さん業、どうかぼちぼちやって下さいね。

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