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公開 2015年09月30日  

働かずに専業主婦になるのは悪いこと?お家で子育てを選んだママに向けて綴られた言葉に感動の声

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先日、あるひとりのお母さんがfacebookに綴った言葉が多くのお母さんの共感を呼んでいます。そのタイトルは、「「お家で子育て」を選んだ人へ」。子どもと2人きりで過ごす毎日のなかで、自信を失ったり、悩んだり、迷ったり、周りのママと比べて焦ったり。そんな気持ちを抱えるお母さんにこそ読んでほしい、そんな言葉をお伝えします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020112

「お家で子育て」を選んだ人へ…あるお母さんが綴る言葉に胸うたれる

今年の2月、『「お家で子育て」を選んだ人へ』というタイトルから始まる言葉がfacebookに投稿され、多くのお母さんの共感を呼びました。

書いたのは、いのち・こころ・からだ・くらしの学び合いの場~Umiのいえ~代表 齋藤麻紀子さん。


子どものそばにずっといてあげたいと専業主婦を選んだお母さん。

出産を機に、泣く泣く仕事をやめたお母さん。


さまざまな理由から家で子育てをすることを選択したお母さんに齋藤さんはこう語りかけます。

周りのお友達ママが職場復帰をすると、
少しワナワナ心が苦しくなったりするよね。
私これでいいのかな?
 
こんなにイライラ子どもにあたってしまうなら、働いたほうがいいのかなあ?
私がこの子をダメにしないかな

私は地味だな、働く人は華やかだなあ

子どものためにもお金を稼いだほうがいいのかなあ~

などなど、ときどきふと迷うよね。

大切で可愛いわが子のそばにいるこの時間はかけがえのないものだと分かっているけれど、

子育てがうまくいかない、働くママ友の近況をふとした瞬間に知って…

そんなことがつみかさなると、悩んだり迷ったりすることもあることと思います。

そんなお母さんに、斉藤さんはこう言葉を続けます。

働くお母さんにはその人の道があります

「お家で子育て」のお母さんにもその人の道です。

与えられたその道を、しっかり歩くだけです。 

節約術を学びます
家事の効率を学びます
子どもとの遊びも工夫します
何をどう食べさせ、どう遊ばせ、どう寝かせ、どう買い物にでかけるか、
毎日がアートです。

こどもから多くのことを学びます。
こどもがいてもできることを切り開いていけます。
その気になればなんだってできます。

お母さん同志の助け合い育てあいも得ます。

こどもと歩く道に草花やきれいな小石をみつけられます。
こどもと揺れるブランコで空と一体になれます。
こどもと砂遊びする退屈な時間に、たくさん空想をするのです。
その空想が、必ず役に立つときがきます。

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毎日子どもと2人きりだと、自分が社会から隔絶されている気がして。

本当にこの生活には意味があるのかな、子どものためになっているのかな…そんな気持ちを持ってしまうこともあります。

でも、あなたは家事だって頑張ってる

子どもとの遊びもどうしたら楽しめるのか、どうしたら学びになるのか

そんなことをいつだって考えている

子どもから毎日多くのことを学んで、感じている

そんなあなたの生活に自信をもってほしい

お母さん、あなたは十分頑張っているよ、輝いているよ

そんな齋藤さんの想いが伝わってきます。

そして、そんな生活も子どもが大きくなってしまえば、いくら望んでも取り戻すことのできないかけがえのないものとなります。

今は、朝も昼も夜も、身体にまとわりつく子どもがいるけれど、
いつか必ず一人に戻るときがきます。

(中略)

だから、今をしっかり抱きしめよう。
家族の土台を作ろう。
大きくなった子どもの母たちは、ふと振り返りこう言います

「もう一度、もう一度、あの頃の小さいあの子を抱きしめたい」

抱いて抱いて抱きつくしても
まだ足りなかったと思うくらい
子供は、風のようにするすると腕の中から離れてしまうのです。 

こどもと関わった時間こそが、自分を育てなおせる価値ある時間。

だから、明日もこどもと公園にいって
どんぐりをたくさん拾いましょ。

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今日も子どもと家で過ごす

いつもと変わりばえのないように思うかもしれない

でも、気付いてみたらそんな日々はあなたにとって、きっと大切でかけがえのない時間になるはず

そんな幸せな毎日を多くのお母さんがおくれますように

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