何を思ったか、ベトナムという暑い国へ、最高に暑い時期に旅行することになったのです。気温の差が激しいこと、初めての飛行機、様々な人とのふれあいなど、いつもはしない経験を多くしました。その結果、旅行中にハプニングが起こりました。
下痢に発熱・・・初の子連れ海外旅行で、私が後悔している3つのこと
20,071 View息子が生後8ヶ月の時に、初の海外旅行に行きました。しかし、途中で息子が発熱し、とても焦ったので、やっておけばよかったと後悔したことをまとめてみました。
シルバーウィークを利用して日本からベトナムのダナンへ
旅行2日目に息子が下痢
二日目の朝、息子を抱っこしていたら、きばっている様子だったのでしばらくそのままにしていました。
すると、なんとうんちが漏れているではありませんか!!ここ最近離乳食もかなり進み、固形便が出るようになっていたのですが、このときはかなり緩めの便でした。そのため、足をつたってうんちが滴ってしまったのです。
その時はかなり焦りました。新興国では、水、食事などは気をつける必要があると言われていました。そのため、できるだけ食事等も果物のみあげるというようにしていました。それなのにどうして??とかなり不安になりました。
なんとかオムツ替えも終わり、一息ついて冷静になった後、よくよく考えてみました。普段と違う環境に行くとストレスにより、下痢になる場合もあると言われているので、そのせいもあるのかな?と思いました。また、幸い、シャバシャバ、ピーピーの状態ではなく、柔らかいくらいの、母乳だけ飲んでいた時のような軟便だったので、少し様子を見ることにしました。
旅行3日目に発熱
三日目の朝、起きてすぐに息子の頭が熱いと感じました。機嫌も悪く、いつも以上に汗をかいていたため、もしやと思い体温計を当ててみると、まさかの37.6℃です。泣いておっぱいをせがむ息子を見て、昨日の焦りが再発しました。この日は、起きたばかりにも関わらず、そのまま寝かせることにしました。
なかなかぐずぐずして寝付けなかったようですが、30分ほどかけて寝付いてくれました。熱が38℃を超えるときように持ってきていた解熱剤を使うようにして、様子を見ることにしました。後から思うと、知恵熱のようなものだったのかと思いますが、とにかく不安でした。
後悔1:突発性発疹の対処法を事前に主治医に聞いておくべきだった
発熱した時にまず最初に疑ったのが突発性発疹です。
突発性発疹とは、それまで元気だった赤ちゃんが急に38~39度、ときには40度近い高熱を出します。
高熱のわりには元気で、熱は3~4日続いたあと、ストンと平熱か37度台くらいまで下がります。
それと同時か翌日くらいに、おなかや背中を中心に大小不規則な赤い発疹が出て、半日くらいで全身に広がるという病気です。
異国の地なので、このままひどくなったらどうしよう?とか、対処法はどうなんだろう?と、その時になってかなり調べました。この月齢ならば、この病気にいつなるかわかりませんが、大抵の赤ちゃんがなると聞いています。そのため、旅行中に、もしなってしまった場合を想定して、出発前に主治医に聞いておくことが大事だと思いました。
後悔2:現地の病院を調べておけば良かった
うちの子は、風邪をひいても鼻水が出る、微熱くらいしかなったことがなく、ほとんど病院に行ったことがありませんでした。そのため、うちの子に限ってそんなひどいことにはならないと思っていました。ましてや、病院に行くなんて考えたこともありませんでした。しかし、いざ発熱したとなったら、病院に行かなくちゃ!と無性に不安になったのです。
ネットなどで調べましたが、ダナンの医療体制は、ベトナム国内の中でもまだまだ整っていない状況のようです。病院がどこにあるのかも、さっぱりわかりませんでした。事前に病院の場所を調べておけば良かったと思いました。また、英語で「病院はどこにありますか?」などと言えるようにしておけば、なおのこと安心できるのではないでしょうか。
後悔3:症状別に英語で説明できるようにしておけば良かった
今回、私の泊まっていたホテルは、コンシェルジュがいました。フロントに英語で説明することができればいいのですが、それだけの英語力がないため、助けを求めることができませんでした。また、病院がどこにあるのか調べていくと、病院を利用するときは、ベトナム語で会話ができないと厳しいということなので、更に不安になってしまいました。このようなことも踏まえて、症状別に、なってしまったときの対処法をシミュレーションし、英文を考えておくことが大事だと思いました。
例えば今回は、「病院に行きたい」「英語が話せる病院はどこですか?」「発熱している」「下痢している」「昨日は○○を食べた」などです。それ以外にも、「咳が出る」「喉が痛い」「鼻水が出る」「お腹が痛い」等も調べておくと良いかもしれません。子どもがなりやすい病気について考えて置くことが大事です。
また、今はネットが繋がればどこででも翻訳ができますので、そう言ったサービスを調べておくことも大事ですね。
また、日頃使っている薬がある場合は薬の名前や効能が英語で表記されているものを持っていくことも必要かもしれません。持病がある場合は、現地に行ってからどのように持病について説明したらよいか、主治医に相談をしましょう。
異国の地、初めてのことは不安を煽る
いつもなら、これくらいの発熱は、「まぁ、これくらいなら大丈夫でしょう」と様子を見ることで対応していたでしょう。しかしここは、異国の地であり、初めての海外旅行だったので、最悪の場合のことまで考えてしまったのです。
わけがわからない状態で、正確な判断はとても難しいのだとわかりました。また、わけがわからない状態は、不安を更に大きくし、より自分自身を不安にさせることがわかりました。そのため、「うちに限っては大丈夫」と思わずに、しっかりと事前にシミュレーションしておくことがとても大事だと思いました。
十分な準備とシミュレーションを!
発熱があってから、寝かしつけた後は、体温も下がり、機嫌良く遊んでいました。結局病院に行くこともなく、一日養生して過ごし、その後は何事もなくそのまま過ぎていきました。
今回、とにかく焦ってしまった初海外旅行でしたので、みなさんもよくシミュレーションしておくことが大事だと思います。事前に考えたこと以上のことが起こるかもしれませんし、全く何も起こらないかもしれません。しかし、諺にもあるように、「備えあれば憂いなし」と言いますから、過信せず、十分に準備をしていってくださいね!
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