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公開 2021年02月14日  

場所見知りとは?いつまで続く?赤ちゃんの場所見知りの原因や対策!

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「家ではあんなに騒がしいのに外では別人!」「初めての場所ではいつも大泣きしてしまい大変」など、場所見知りっ子に悩んでいるママへ。私が専門家に言われたアドバイスや、このように対処したら場所慣れしたという経験談をご紹介します。


場所見知りとは一体何?


赤ちゃんは、おおよそ生後半年頃より人見知りが始まります。

特定の大人との愛着関係が育まれ、それ以外の人を見分けるようになる、大事な発達過程です。

それと同時に、初めて訪れる場所や、不慣れな場所に対して「場所見知り」をする場合もあります。


赤ちゃんが場所見知りする原因とは?


・見慣れない場所で不安

赤ちゃんは、生後4~5ヶ月ほどから、記憶力が育ちはじめます。

いつもいる場所とそうでない場所の区別もつきはじめるので、不慣れな場所に対して不安を感じることもあるでしょう。


・ママの緊張や不安が伝わっている

生後間もない赤ちゃんも、聴覚や視覚が発達しており、その場の雰囲気を感じます。

親が緊張や不安を感じていると、赤ちゃんがそれを感じとることも考えられます。

できるだけリラックスすることを心がけましょう。


・周囲が賑やかすぎる

普段から聞き慣れていない音にびっくりしているという可能性も。

最初は小さな音から、段々と外の世界の音に慣らしていくようにしましょう。


場所見知り対策法


・ビニール袋をガサガサする

赤ちゃんによって好きな音は異なりますが、ビニール袋のガサガサ音が好きな赤ちゃんは多いといわれています。

ほかにも掃除機やドライヤーの音、波の音など、赤ちゃんが好きといわれている音はありますが、ビニールなら外出先でも試しやすいでしょう。

決して誤飲しないように、遊んだ後は手の届かない場所に片づけてください。


・見たことのないおもちゃを渡す

新しいおもちゃで興味を引くと、気持ちが切り替えられるかもしれません。

初めての場所へ外出するときには、まだ使ったことがないおもちゃを用意しておくと良いでしょう。


・外に出るor外の景色を見せる

今いる環境から離れて、様子をみてみましょう。

外の空気や景色に触れると、落ち着くこともあるかもしれません。


場所見知りはいつまで続く?


人見知りが落ち着く子どもが多いといわれる、2歳頃まで様子をみましょう。

子どもによって個人差があるので、成長を焦らず見守りましょう。


場所見知りの子どもへの専門家からのアドバイスとは?


子どもが1歳になる前から、児童館や近所のお祭り・イベントなど「子どもにとって良い刺激になるだろう」と思い積極的に参加していた私。

でも息子はほとんど大泣きし、参加すらできず帰宅することが多く、どうするべきか悩んでいました。

1歳半健診の際も、いつもと違う場所・状況のためか、床に寝っ転がって大泣き。

再検査の際に、心理士さんなど専門の方とマンツーマンでお話しできるので相談してみました。

「うちの子は初めての場所が苦手なようなんですが、どうしたらいいですか?」

心理士「定期的に通っている場所などはありますか?」

「リトミックは定期的にあるのですがまだ始めたばかりで慣れていなくて…。公園はいくつか近所にあるので行っていて、児童館も曜日によって年齢別プログラムがあるので対象のものに行っています」

心理士「お子さんを拝見すると、すごく観察力がある子にお見受けします。今もちゃんと周りを見ているでしょう?ですので、今日はあっち、明日はこっちといろんなところに行くよりも、決まったところにいつも行ってあげて、少しずつ慣れた場所を増やしてあげたほうがいいかもしれませんね」

1年以上前に言われたことなので、文言やニュアンスはだいぶ実際とは異なるかもしれませんがこのようなアドバイスを受けました。

それまでは「いろんな場所、新しい場所に行く事が良いこと」となぜか信じ疑いもしなかったので、そのアドバイスを受けてハッとさせられました。

また、同じ場所に行くことで「あの子、いつもぐずっている子だ」と周囲に思われてしまうのが嫌だ、という思いもあったことに気づかされました。


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各家庭での場所見知り対策例


それ以来、どんどん新しいところに行くのは止めて、同じところでじっくり遊ぶようにしました。

それまでは「いつも同じ場所で飽きてしまうのでは?自分自身も飽きそう。」と思っていました。

ですが、実際やってみると以前子どもができなかった遊びができるようになったり、同じ遊具でも遊び方を変えてみたりと、成長を敏感に感じ取れるようになりました。

また、新しい場所やイベントに参加する際にも、行って速攻参加するのではなくてまず「その場所に慣れる」という時間を作るようにしました。

もうすぐ3歳になる今でも、例えばお祭り会場に行ってすぐ「あれやろう」と提案しても「やりたくない」「帰る」と言うのですが、現地で何もせず自由にさせておき(親の見える範囲でウロチョロ)「ちょっと飽きたかな?」というところで改めて「あれやってみる?」と聞くと「やりたい!」と言えるようになりました。

どうしても親の都合や時間の都合を優先してしまい、「空いているうちにやらせよう」「何時までに終わらせて帰ろう」などと考えてしまいがちですが、場所見知りっ子に必要なのは「余裕」ではないかと思います。

・時間の余裕
・子どもが慣れるまで待ってあげられる気持ちの余裕

この2つは子どもが場所見知りしてしまったら、親側が忘れていないか?と再確認したいものです。


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