絵本選びの味方『いくつのえほん』 　子育て中の親視点でセレクト、年齢別おすすめ絵本のガイドブック

子育て中の親の実感のこもったレビューがとても参考になるサイト「絵本ナビ」を、絵本選びに役立てている方も多いのではないでしょうか。この絵本ナビ会員34万人のレビューの評価が高いものから、「あくまでも読者の視点で、本当に読んで欲しいオススメのえほん」128点を選出。それを年齢別にまとめたガイドブックが『いくつのえほん』。長く読み継がれているロングセラーから口コミで人気の高いものまで、幅広い作品が揃っています。

ガイドブック『いくつのえほん』は、20万部作成され、北海道から沖縄まで全国650店舗で無料配布されています。配布している書店一覧は、こちらで見られます。

普段の行動範囲にある本屋さんがあったら、ぜひ行ってゲットしたいですね。



ガイドブックを配布している書店では、絵本コーナーでのフェアも開催しています。年齢別おすすめ絵本のコーナーを設けて、棚プレートやPOP広告を置くなどして、多くの人の目につく親しみやすい雰囲気を作っているそうです(2015年1月半ばから1年間の企画。書店によって異なります)。

また、日販が運営するインターネット書店「Honya Club.com」内にも特設ページを開き、絵本の紹介をしています。

ネット情報も便利ですが、ガイドブック『いくつのえほん』には「もう読んだ？」というチェック欄があるので、育児日記やアルバムなどと同じように、子育ての素敵な記録にもなりそうですね。

どんな絵本に興味を持つかは、子どもによってかなり幅が大きいもの。一般的に0～1歳ぐらいの赤ちゃんは、はっきりとした色やわかりやすい絵を好むと言われていますが、色々なものが登場する絵本の中でも自分の興味の対象(人、動物、食べ物、車など)に反応したり、ストーリーがわからなくても家族が読んでくれる声にじっと耳を傾けていることも。2歳ぐらいまでは絵本に興味を示さなかった子が、おしゃべりが達者になるにつれて絵本の世界に入り込んでいくこともあります。



“この年齢におすすめの絵本”への反応が薄い時は、もしかすると今は興味の対象が違うのかもしれませんね。そこはあくまでも個性ですが、その年代に人気の絵本の口コミ情報は、絵本選びの大きな足がかりになるでしょう。



そしてぜひ、お母さん、お父さん自身が面白そうだな、読んでみたいな、という絵本にも触れて楽しんでみてください。そんな中にお子さんのお気に入りの1冊が見つかることもありますよ！