子どもについつい怒りすぎちゃった・・そんなとき気持ちを切り替えるには
4,787 View子育てでイライラを子どもへぶつけてしまうという経験は誰にもあることではないでしょうか?そんなときに、どうやって気持ちを切り替えたらいいのかをお伝えします。
怒ること自体が悪いわけではない
怒ることは悪いことではありません。怒る必要のあるときには、怒らなくてはいけないのです。しかし、怒る必要のないことで怒ってしまうことが、子育てでは多いのです。
さて、「怒る」と「叱る」はどう違うのですか?と質問されることがあるのですが、「怒る」「叱る」「注意する」これらは基本的に同じものと考えてください。「注意する」に感情を込めれば「怒る」ですし、親が子どもへ注意する、上司が部下へ注意する、先生が生徒へ注意する、というように、立場が上の人から注意すれば「叱る」ということになります。親は子どもへ、必要があれば「叱る」ということをしなくてはいけません。
叱ったあとの「しまった」という気づきが大切
子どもを叱ったあとに「しまった」と後悔したときは、叱る必要のないことだったわけです。でも、親は自分の行いを正当化したい。子どもに対して「あなたが、いけないことをしたから叱ったの」と言ってしまいます。
ここでこのまま後に引けなくなってしまうと、どんどん叱る行為が感情的になってエスカレートしてしまう可能性があります。後に引けなくなってしまい「虐待」というケースになりかねません。しかし、ここで「しまった」と気づいたことはチャンスなのです。
親も失敗したときは素直に「謝罪」すること
では、親が子どもに対して「しまった」と思ったときにどうしらた良いのか?それは「謝罪」なのです。「ごめんね、きつくあたって」という一言でいいのです。子育て中、しつけのために子どもに対して「いけないことをしたときは、ごめんなさいでしょ」と言いますよね。
親のプライドなんて関係ありません。いけないと思ったときには「ごめんなさい」の一言でいいのです。
自分を責めるのではなく、これからどうするかに焦点を当てる!
子どもへ謝罪しても「自分を責める」ことはやめましょう。だれでも失敗はあります。子育てはマニュアル通りにいかないのです。上手くいかなくて当然です。
もし「しまった、また怒りすぎた」と思うようなことがあったときには「ちょっと怒りすぎたなあ、でもクヨクヨしてもしょうがない、次はこんなことにならないようにしよう」と思うようにしましょう。これからどうするかに焦点をあてるのです。自分を責めれば、自分自身に対してイライラが募ります。イライラが募れば、また子どもへイライラをぶつけてしまいます。負のスパイラルへどんどん入っていくわけです。
アンガーマネジメントを学べば子育てが楽になる
私が保育園の保護者を対象にアンガーマネジメント講座を行なったとき、参加された親御さんでこのようなことをおっしゃっていた方がいらっしゃいました。
「子どもに対して、同居している家族に対して、仕事に対して、大変参考になりました。根本的に自分で自分を締め付けて疲れが出ていることはよくわかっていましたが、たまにはやめてみても良いんだと思いました。枠組みを外す、べきをかえる、という視点でにこやかに過ごしていけたらと思います。」
このように、アンガーマネジメントを学べば、自分の感情と上手につきあえるようになります。ぜひ多くのかたに学んで欲しいスキルです。
1
胸に刻もう……5歳児が語る結婚条件があまりにも具体的でシビアすぎる。笑
コノビー名作集
2
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
3
「勝ち負け」へのこだわりがエグい…癇癪を笑顔にかえる画期的アイデア
いそめし ちかこ
4
娘たちが優しい……!?パパへの”塩対応”が終わったのは、こんな理由がありました
コノビー名作集
とにかくやってみる!の尊さよ。息子きっかけで始めた石鹸生活で起きた変化
コノビー名作集
子どもの「大丈夫!」は時に疑うことも必要。検温したら、やっぱり熱があった!
コノビー名作集
「自分で自分の機嫌をとる」って大切……!突然“リフレッシュ方法迷子”になった話
コノビー名作集
何かと不自由な子連れおトイレ事情。こんな支援サービスが切実に欲しい…!
コノビー名作集
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい