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公開 2015年10月30日  

子どもについつい怒りすぎちゃった・・そんなとき気持ちを切り替えるには

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子育てでイライラを子どもへぶつけてしまうという経験は誰にもあることではないでしょうか?そんなときに、どうやって気持ちを切り替えたらいいのかをお伝えします。


目次 怒ること自体が悪いわけではない
叱ったあとの「しまった」という気づきが大切
親も失敗したときは素直に「謝罪」すること
自分を責めるのではなく、これからどうするかに焦点を当てる!
アンガーマネジメントを学べば子育てが楽になる

怒ること自体が悪いわけではない

怒ることは悪いことではありません。怒る必要のあるときには、怒らなくてはいけないのです。しかし、怒る必要のないことで怒ってしまうことが、子育てでは多いのです。

さて、「怒る」と「叱る」はどう違うのですか?と質問されることがあるのですが、「怒る」「叱る」「注意する」これらは基本的に同じものと考えてください。「注意する」に感情を込めれば「怒る」ですし、親が子どもへ注意する、上司が部下へ注意する、先生が生徒へ注意する、というように、立場が上の人から注意すれば「叱る」ということになります。親は子どもへ、必要があれば「叱る」ということをしなくてはいけません。

叱ったあとの「しまった」という気づきが大切

子どもを叱ったあとに「しまった」と後悔したときは、叱る必要のないことだったわけです。でも、親は自分の行いを正当化したい。子どもに対して「あなたが、いけないことをしたから叱ったの」と言ってしまいます。

ここでこのまま後に引けなくなってしまうと、どんどん叱る行為が感情的になってエスカレートしてしまう可能性があります。後に引けなくなってしまい「虐待」というケースになりかねません。しかし、ここで「しまった」と気づいたことはチャンスなのです。

親も失敗したときは素直に「謝罪」すること

では、親が子どもに対して「しまった」と思ったときにどうしらた良いのか?それは「謝罪」なのです。「ごめんね、きつくあたって」という一言でいいのです。子育て中、しつけのために子どもに対して「いけないことをしたときは、ごめんなさいでしょ」と言いますよね。

親のプライドなんて関係ありません。いけないと思ったときには「ごめんなさい」の一言でいいのです。

自分を責めるのではなく、これからどうするかに焦点を当てる!

子どもへ謝罪しても「自分を責める」ことはやめましょう。だれでも失敗はあります。子育てはマニュアル通りにいかないのです。上手くいかなくて当然です。

もし「しまった、また怒りすぎた」と思うようなことがあったときには「ちょっと怒りすぎたなあ、でもクヨクヨしてもしょうがない、次はこんなことにならないようにしよう」と思うようにしましょう。これからどうするかに焦点をあてるのです。自分を責めれば、自分自身に対してイライラが募ります。イライラが募れば、また子どもへイライラをぶつけてしまいます。負のスパイラルへどんどん入っていくわけです。

アンガーマネジメントを学べば子育てが楽になる

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私が保育園の保護者を対象にアンガーマネジメント講座を行なったとき、参加された親御さんでこのようなことをおっしゃっていた方がいらっしゃいました。

「子どもに対して、同居している家族に対して、仕事に対して、大変参考になりました。根本的に自分で自分を締め付けて疲れが出ていることはよくわかっていましたが、たまにはやめてみても良いんだと思いました。枠組みを外す、べきをかえる、という視点でにこやかに過ごしていけたらと思います。」

このように、アンガーマネジメントを学べば、自分の感情と上手につきあえるようになります。ぜひ多くのかたに学んで欲しいスキルです。

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