産まれてすぐは、おっぱいを飲ませても飲ませても、なかなかまとまって眠ってくれることは少ないでしょう。
そうなんです。なぜかと言うと、夜中のほうが母乳はよく出るからなんです。赤ちゃんは、夜中のほうが母乳が良く出ることを知っていて、夜中たくさん母乳を飲むんです。だから、母乳育児が軌道に乗るまでは、昼間はよく眠る赤ちゃんでも、夜中はよく起きる赤ちゃんが多いのです。
生後2~3ヶ月になってくると、少しずつまとまって眠ってくれるようになってきます。もちろん、差がありますので、月齢が進んでもよく起きる赤ちゃんもいます。どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。おっぱいの張りが強くなければ、多少まとまって眠ってくれるようになると助かりますよね。
まとめて眠る子も、ちょこちょこ眠る子も、それがその子のパターンです。無理に修正しなくとも、少しずつ変わってきます。生活リズムを付けたいので…とおっしゃるママもいますが、少なくとも半年、離乳食が始まるまではあまり気にせず過ごしてくださいとお伝えしています。
産まれてすぐの赤ちゃんは、夜中のほうが母乳が出ることを知っている?
20,583 View生後2~3ヶ月過ぎてくると、少しずつ夜中にまとまって眠ってくれるようになってきます。ママとしてもゆっくり眠れて嬉しいけれど、気付いたら8時間くらい眠りっぱなしという日もあるのではないでしょうか?眠っているなら眠らせ続けて良いものなのでしょうか?
産まれてすぐの赤ちゃんは、夜中のほうが母乳が出ることを知っている
濡れたオムツには要注意!
お子さんが、まとまって眠ってくれるようになると、起きるまで起こさない方が多いことでしょう。それでももちろん構いません。ただし、一つだけ気を付けてほしいのです。それは…オムツが濡れていないか、ということです。
赤ちゃんの排尿回数は、24時間で15~20回にものぼると言われています。それは、夜中でも例外ではありません。まとまって眠って起きた時、オムツがグッショリ濡れているという経験をされたママは多いことでしょう。紙オムツの性能は良くなっていますから、たくさん吸収してくれます。
ただし、冷たさや不快感は残ります。これから寒くなる季節、明け方に濡れたオムツを着けていると、身体が冷える原因となってしまいます。オムツが濡れていたこまめに交換してあげられるとよいですね。
オムツ替えの目安は4~5時間
まとまって眠るようになっても、4~5時間程度でオムツは替えてあげましょう。そして、オムツ替えの刺激で目を醒ましたら、おっぱいも与えましょう。
子どもの身体の基礎を作る乳児期です。この時期に身体を冷えさせないよう注意してくださいね。温かい身体を作ってあげるだけで、病気になりにくい、病気になっても重症化しにくい身体になっていきます。
ただし、ママも疲れていますから、きっちり4~5時間でなくてもいいんです。たまには、一緒にぐっすり眠りすぎてしまう日だってあるでしょう。数字は目安ですから、神経質にこだわりすぎず、気持ちの余裕を持てるくらいに気を付けていただければと思います。
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