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公開 2015年03月30日  

絵本・図鑑を使って遊ぼう

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読書の秋。まだ本を自分で読めない子どもに、絵本を読んであげることも多いのではないでしょうか。絵本や図鑑は、一緒に読んだり見たりするだけではなく、遊び道具として使うこともできます。

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=7438610770

絵本や図鑑を見せて感性を養おう

絵本を読み聞かせることで、日常生活とは違う世界を味わうことができ、想像力が豊かになります。子どもは言葉として聞いたものを頭の中でイメージ化し、考えたり、想像したりして楽しみます。絵本によって聞いた言葉は、語彙力を鍛えていくことにも役立ちますし、将来的に読解力にも繋がるでしょう。また、子どもの心の成長や感性を養うためにも、絵本を見せることは大切です。読み聞かせを通じて、絵本の世界を共有することは親子のよいコミュニケーションになります。

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この動物知ってる?動物当てゲーム

動物が主人公の絵本や動物の図鑑を使って、動物当てゲームをしましょう。例えば、しりとりのように、「『う』で始まる動物はどれかな?」とか、動物の形の特徴から「耳の長い白い動物は何?」、あるいは「魚が好きな動物はどれだ?」など質問していきます。慣れてくると、今度はママパパのマネをして、子どもの方から問題を出してくるかもしれません。3歳頃からの好奇心旺盛な時期に向いた遊びです。あくまでも遊びですので、動物の名前を憶えているかチェックするテストではなく、楽しい雰囲気で行いましょう。

動物になりきろう!鳴きマネごっこ

まずは、犬なら「ワンワン」、馬なら「ヒヒーン」といったような絵本に出てくる動物の一般的な鳴き声をマネしてみましょう。しかし、絵本に出てくる音は、鳴き声ばかりではありません。例えば、動物がりんごをかじる音なら「カプリ、ムシャムシャ」、森で強く風が吹いている音なら「ザワザワ」といったように、様々な音が登場します。いろんな音をマネしてみましょう。日本語の擬態語や擬音語の美しさにふれる機会となります。

見たことないものも図鑑を見て絵を描こう

絵本や図鑑では日常生活では見ることのできない、動物園や水族館、あるいは海外にいるような生き物に出会うことができます。絵本によって世界が広がるので、ただ見るだけではなく絵本や図鑑を参考に、載っている生き物をお絵描きしてみましょう。性格によって個性があらわれます。写真や絵を忠実に再現しようとする子どもや、感性に任せて自由な発想で、全く違うカラフルな生き物を描く子どももいます。子どもの感性を育むのに適した遊びです。

絵本の料理の再現に親子でチャレンジ

絵本に出てくる美味しそうな料理を子どもが実際に食べて見たがることはありませんか。絵本の中の料理では、ホットケーキやおにぎりなど、比較的簡単に作れそうなものも登場します。普段通りに作っても、盛り付けや飾りつけを変えるだけで、絵本のイメージに近づけられることがあるので、子どもと一緒に挑戦してみましょう。絵本の登場人物のように、混ぜたり、こねたりすることで絵本の内容をさらに理解することができます。完成したら、ピクニック気分で外で食べるのもおすすめです。記念に写真に撮っておくと喜ぶでしょう。

絵本や図鑑に慣れ親しんで育つことで、成長した時に本に親しみを持つようになります。絵本にあまり興味のない子どもでも、絵本や図鑑を使った遊びを通じて、関心を持つようになるかもしれません。無理に押し付けるのではなく、子どもが自然と楽しめるようにしてあげると良いですね。

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