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公開 2015年11月04日  

「今は貯菌のとき!」子どもが病気の時に唱えたいおまじない

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お子さんが病気のとき、親であれば誰でも子どもが心配で代わってあげたい!と思うことでしょう。今回はそんなお子様の病気の時に、親子でとなえて欲しい、とっておきのおまじないをご紹介します。


子どもはよく病気をする

季節の変わり目、体調を崩されているお子様も多いのではないでしょうか?風邪やインフルエンザといった定番だけでなく、最近はRSウィルス、溶連菌、手足口病など、ありとあらゆる病気が、子育てのすぐそばにある感じです。

子どもの病気はいつでも大変ですが、行事が多い秋や、年末年始、年度始まりの4月などは、そこに更に拍車がかかりますよね。「なんで、こんな時に…」「今日に限って…」と、ついつい我が子に恨み言を言いたくなってしまうご両親も多いのでは?

でも、どんな状況でも、やっぱり辛いのは、病気にかかっているお子さん自身。そして、それを目の当たりにする、親御さんたちです。
熱が出たり、嘔吐したり、お腹が痛いと泣いたり。そんな我が子を目の前にすると、「変わってあげたい」と思う親御さんも多いと思います。

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病気のときの、とっておきの“おまじない”

お子さんが病気で大変なとき、苦しんでいる時のとっておきのおまじないをお伝えします。お子さんが病気にかかった時、ぜひ、ご自身やお子さんに、「今、○○ちゃんの身体は、貯菌(ちょきん)をしているんだね」とつぶやいて見てください。

赤ちゃんは、おかあさんの安全なお腹から出てきて、空気に触れて、いろいろな菌と出会って行きます。世の中には、良い菌だけでなく、身体にとって悪さをする菌も、たくさんいるのです。でも、小さなお子さんの体は、その菌と闘いながら、生き物として成長していくのです。そして、闘うための自分自身の菌を増やしながら、頑張っているのです。

誰しも、無菌状態の中では、生きていくことは出来ません。菌と出会い、菌と折り合うことで、生物として、人として、そして命として大きくなっていきます。

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病気で大変な時こそ「今は貯菌のとき!」

病気はつらいもの。できるなら病気にならないに越したことはありません。病気になることによって、本人、そしてご家族の生活リズムも狂います。でも、そんな大変な時だからこそ、「今は貯菌のときなんだな」と、お子さんの成長を見守ってあげて欲しいのです。

ちなみに、この言葉を私に教えてくれたのは、高校の同級生でした。今、彼女は看護師・保健師さんとして働きながら、4人のお子さんを育てています。我が家の息子が0歳のとき、毎週のようにいろいろな病気にかかり、ちょうど彼女にメールを送った私に、教えてくれた言葉です。

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親自身にも耐性がつく!

3歳まで、毎週のように土曜日に小児科に行っていた息子。RSウィルスで入院し、水ぼうそう、中耳炎、インフルエンザ、溶連菌と様々な病気を体験しました。でも、その度に私は「今はちょきん、貯菌!」と、おまじないを唱えました。

つらそうな息子を見て、自分の心が折れそうになっている時も、このおまじないをつぶやくと、どこかで親友が、笑って見守ってくれているような気分になったものです。泣いている赤ちゃんも、私も泣きたいよと思っているママ・パパも、貯菌して強くて素敵な子供に、両親になってほしいです!

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