ランドセルの購入時期は、昔と比べるとかなり早めになってきており、早い人では夏頃にすでに購入や予約を済ませていることもあります。生産数の少ない手作りランドセルなどは買いそびれを防ぐために、早めに購入する必要があるからです。一般的には秋以降の購入が多く、遅くても2月までに購入を済ませているようです。セール期を狙って、1年前の春や、入学直前の3月に買いそろえるパターンもあり、ランドセルの購入時期にはかなり幅があると言えます。
入学準備~ランドセルの選び方~
333 View入学準備品の中でも特に重要なのが、6年間に渡って使うランドセルです。一般的な購入時期や選ぶ時に見るべきポイント、素材による違いやメリットとデメリットなどについて解説します。
ランドセルはいつ頃買う人が多いの?
ずっと使うものだから軽さや素材が大切
ランドセルに使われる上質な素材としては、牛革や馬革があります。重量はあるけれど丈夫で見た目にも美しく、長く使っていくことで人工皮革との違いがはっきり出てくると言われている素材です。反面、軽さでは人工皮革製品が優れているため、低学年での使いやすさを考えてこちらが選ばれることも多くなっています。手入れが簡単だという点でも、人工皮革製には大きなメリットがあるでしょう。基本的には買い換えることのないものなので、質の良い製品に人気が集まります。
デザインや色にももちろんこだわりたい
ランドセルは年々カラフルになってきており、パステルカラーから渋い色合いまで、幅広いラインナップが揃っています。デザイン面でも個性的なランドセルが登場してきていて、一部にポイント刺繍を施しているタイプも人気です。流行は少しずつ変わるため、人気色はその年によって変わりますが、ランドセルは売り切れてしまうとその後に入荷することは少ない商品です。そのため、好きな色を選びたい場合には、早めの購入がおすすめです。
ランドセルの大きさも重視するポイント
ランドセルは全て、A4サイズの教科書が入るよう設計されていますが、一回り大きくなってしまうファイルなどが入る大きさのランドセルが人気です。ピッタリのサイズだと、ファイルを別の手提げで持ち歩かなくてはならなくなるため、やや不便を感じることもあるためです。収納量が多いと、体操服や道具箱などを持ち運ぶ時にも便利でしょう。重量との兼ね合いを考える必要はありますが、A4よりも少し大きめの物が入るサイズがおすすめです。
6年間使うものだから安全性や耐久性も大切
ランドセルの耐久性は、まず素材によって変わります。人工皮革と比べると牛革や馬革が耐久性に優れていますが、構造や縫製によっても異なってきます。万が一破損した時の事を考え、購入時に保証年数などをしっかり確認し、保証書を大切に保管しておきましょう。安全面では、車のライトをうけて光る反射板・反射錨がランドセルにしっかりとりつけられているかどうかを重視します。防犯ブザーを取り付けるサイドのフックの材質も丈夫かどうか確認しておきましょう。
6年間の小学校生活を通して使い続けるランドセル選びは、子どもの好みの他にも重視するべきポイントがたくさんあります。親子で相談をしながら、親が安心して与えられて、子どもが納得して長く大切にできるものを選び出しましょう。
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