もし、息子がスカートを履きたいと言ったら?
私たちは、どんな対応をするでしょうか。
ドイツに住むNils Pickertさんは、
まさにスカートを好んで着る5歳の息子に対し、
一緒にスカートを履いて町を歩くということをしました。
南ドイツの小さな町で、息子と一緒にスカートを履く父親。その理由とは?
2,463 View私は娘がいますが、もし娘が「男の子の服が着たい!」と言い出したら…?ある南ドイツの町で話題になった親子の愛情について、ご紹介します。
5歳の息子は、ドレスを着るのが好き
なぜ、あなたは息子と一緒にスカートを履いて、
街を歩くことにしたのですか?
そんな記者からの質問に、Nils Pickertさんはこう答えます。
– Han forsøker å leve livet slik han vil. Hvis han vil bli bokser er det helt i orden. Hvis han vil danse ballett er det også greit.
彼が望んでいる人生を歩むために、そうしようと思いました。
パイロットになりたいと言ったら応援しますし、
またバレエを踊ることを望んでいるなら、それも応援したいと思っています。
また、こんな質問にも、こう答えています。
あなたと同じように、異性の服装を好む子どもがいる親御さんに向けて、
何かアドバイスはありますか?
– Ikke lag en stor greie av det. Man forventer ikke at en liten gutt blir som David Beckham bare fordi han liker fotballklær. Dessuten er det ingen som bryr seg om at kvinner går i bukser. Den slags er vi ferdig med. Ikke vær fordomsfull når det gjelder dine egne barn.
そんなに大事(おおごと)にしないでください。
例えば、それは、小さな男の子が、「サッカーの服が好き」と言ったからといって、デビッド・ベッカムのようになるわけではありません。また、誰も、女性がズボンを履くことに対しては気にかけないですよね。それと同じです。
もし、あなたのお子さんが同じことを言ったとしても、偏見を持ってはいけません。
子どもが、子どものままに生きることをサポートする
このNils Pickertさんの姿勢からは、
深い愛情と、そして子どもを「個」として捉え、尊重していることが伝わってきます。
私は娘がいますが、もし娘がトランスジェンダーだったら…
そう考えた時、
親としてどんな言葉をかけてあげられるだろう?
親として、何をしてあげられるだろう?
そんなことを考えました。
まだ答えは出ませんが、しっかりと子どもと、一人の個として向きあい、
生きていきたいな、そう思わせてくれるエピソードでした。
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