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公開 2015年12月31日  

「女の子だから手がかからないでしょ」…その一言が私の最大のストレスでした

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何気なく言った一言が、相手を不快にしてしまうこと…ありますよね。小さい子どもを育児中の新米ママには、特に言わない方がいいのかな?と思う言葉はいろいろ思い当たりますが、私が言われて嫌だったのは「女の子だから…」という一言でした。


「女の子だから」…女の子の方がラク?

私は現在、男の子と女の子1人ずつを育てています。娘といると周りから「女の子は育てるのラクでしょ?」とか「女の子は手がかからないんじゃない?」と言われることが多いです。
私の個人的な意見になるかもしれませんが、「女の子の方が育児がラク」だということは決してないのではないか、と感じています。

我が家の場合、息子の方は比較的“臆病”で、娘の方は“活発・怖いもの知らず・マイペース”です。例えば道を歩くとき、小さい頃から大人ときちんと手を繋ぎ、車を警戒しながら歩く息子に対し、娘は手を繋ごうとせず平気で道路に飛び出そうとします。レストランでも、じっと席に座って食べられる息子に対し、娘はじっと座っていられません。

また、息子は娘と違って、気に入らないお茶碗をひっくり返したり、気に入らない服を投げつけたりはしません。

これらは同じ月齢で比較したときの2人の違いです。

女の子はおとなしくて育てやすいのが当たり前?と悩んだことも…

私が、手のかかる娘のことで育児の悩みを口にしても、男の子しか育てていないママからは「男兄弟の方が大変」「女の子だからラク」「女の子だし大丈夫だよ」とよく言われました。私の母からも「あなたと○○(私の妹)は小さい頃、絵に書いたようなおとなしい女の子だった。こんなに手がかからなかった。」と言われ、私は娘がおかしいんじゃないかと悩んだ時期もありました。

そんな時、やまがたてるえさんの悩み相談トーク座談会に参加しました。この座談会に参加したおかげで、私は娘に対する考え方が変わり、やっと娘のことを受け入れることができました。

やまがたさん:娘さんの特性も考慮してあげるとすごく楽になります。子どもは育て方もありますが、もともと持って生まれたものがとても強いんです。娘さんはすごくエネルギーを持ったお子さんのようですね。「育てづらい」と思ってしまうぐらい、エネルギーが溢れるタイプ。でも、本人は育ちづらいとは思ってないんです(笑)

私はそれまで娘に対し、「女の子なのに…」と、自分の理想の女の子像と比べてしまっていたことにも気づきました。そう、他でもない私自身が、周囲の人に言われて嫌だった「女の子だから」という概念にいつのまにか縛られていたのです。

座談会で気づきを得て、娘に対する見方の切り口を変えられることができ、心が少し楽になりました。

子どもの性格は十人十色!!性別だけで育てやすさは決まらない

「男の子だから…」「女の子だから…」という傾向は、場合によってはもちろんあるかもしれません。でも、子どもの育てやすさは、男の子だから・女の子だから、というだけで区別できるものではありません。その子によって性格はバラバラであり、親の性格もバラバラですよね。みんな十人十色なのです。

育児の悩みは、そのすべてに誰もが共感できるわけではないのですが、しかし性別などで決めつけてしまうのは、相手を傷つけてしまうことがあるのかな…と、私は自分の経験からそう考えています、今となっては、あの時言われていた「女の子だから…」という言葉も、大したことない一言だったな~なんて思いますけどね。

小さい子どもを育てている新米ママは、特にナーバスになるものです。こちらが励ますつもりでかけた一言や、悪気があって言ったわけではない一言でも、相手によっては簡単に落ち込んでしまうことがあるかもしれません。ママの悩みや苦労は、定規では計れないのです。

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