我が家の場合、幼稚園に入園するまでは戦隊ものは一切見せませんでした。
理由は特に本人が観たいと言わなかったこと、そして親である私もわざわざ見せる必要性を感じていなかったからです。
もちろん息子の友だちいには戦隊ものにどっぷり浸かっている子もいましたが、その子と遊ぶ時は知らないながらも真似をして合わせて遊んでいる息子を見て、この時はこのまま観ずに済むかな?と思っていました。
しかし、幼稚園に行くとそうもいかなくなります。
男の子の多くは好んでヒーローごっこをやり、息子もこれまでのように適当に合わせるだけでは済まなくなりました。
「みんなが観てるヒーロー、僕も観てみたいなー。」と息子から言ってきたので、それからは毎週戦隊ものを観るように。
そこからは息子もすっかり戦隊ものにハマり、頭の中は戦隊ヒーロー一色となっていきました。
戦隊もののテレビ番組。あなたは子どもに見せる?見せない?
24,724 View戦隊もののテレビ番組を見せるか見せないか、男の子の母親なら誰しも通る問題だと思います。周りがみんな観ているから見せた方がいい?観ていないと仲間外れになる?乱暴な子にならない?など…。5歳の男の子を持つ、私の実体験をお話しします。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015205737幼稚園入園がきっかけでした
戦隊ものを見せて良かったと思うメリット2つ
はじめは渋々見せていた戦隊モノですが、見せてよかったと今では思います。なぜなら、こんなメリットがあったからです。
●お友だちと盛り上がれる
戦隊ものが男の子の気持ちをグッと惹きつける力には目をみはるものがあります。クラスの殆どの子が見ているので、ヒーローごっこをしたり、おもちゃの話をしたりと、かなりの盛り上がりを見せています。電車や恐竜など、男の子が好む他のものと比べても、ここまで大人数で一緒に盛り上がれるものはないと思います。
●かっこよくなりたい気持ちが強くなり、体力作りにやる気が出る
ヒーローみたいにかっこよくなりたい、強くなりたい、という気持ちが強くなりました。そのために、かけっこが速くなるように練習したり、ジャングルジムの一番上に挑戦したりと、それまではやりたがらなかったことに挑戦できるようになりました。これは絶大な効果でした。
しかしこんなデメリットも
とは言え、デメリットをたくさん感じるのも事実です。
●夢中になり過ぎる
先ほども述べたように、戦隊ものは子どもを強く惹きつけます。実際、息子は以前は電車が好きでしたが、それとは夢中の度合いが全然違いました。電車が好きな時はそれ以外のことでも遊んでいましたが、戦隊ものが好きになってからは頭の中が100%戦隊もの。
口を開けばヒーローの武器や必殺技についての話が止まらない。当然、絵本を読んだり知育おもちゃで遊んだりする時間は短くなってしまいました。
●どんどん増えるおもちゃ!
テレビ局やおもちゃメーカーは、買わせよう買わせようとどんどん仕掛けてきます。ストーリーが進むにつれて新しいキャラクラーや新しい武器が増え、大型のおもちゃからお菓子のおまけやガチャガチャのような安価なものまでいろいろな種類のおもちゃがあります。これではあっという間に部屋中おもちゃだらけになってしまいます。我が家では、大きいおもちゃは誕生日とクリスマス、小さいおもちゃは何かがんばった時、と決めています。
●お友だちに乱暴する
小さい頃(2歳ぐらい)から戦隊ものを見ている子は、お友だちに乱暴する子が多いように感じます。テレビではヒーローが悪人を叩いたり蹴ったりしてやっつけているので、そうなってしまうのは仕方ないことなのかもしれません。我が家の場合はある程度分別が付く年齢になってから見せたのでそんなことはありませんでした。お友だちと仲良くする、乱暴なことはしない、テレビの世界と自分たちは違う、これらがわかるようになってから見せた方がいいと思いました。
いつから見せる?見せなくてもいいの?
私は、戦隊ものを見せるのは、子ども本人が「見たい!」と言った時でいいと思っています。
早く見せるメリットもないように思います。
そして最初のうちは「お友だちとヒーローごっこする時は真似っこだけだよ。本当に叩いたりしてはいけないよ。これはテレビの中のお話しだよ」と説明しながら一緒に観るといいと思います。
反対に、「うちの子はいつまでも興味がないみたいだけど、見せなくていいのだろうか?」と心配する方もいらっしゃると思います。
戦隊ものを見ていないからみんなと遊べない、なんてことはありません。実際、息子が通っている幼稚園にも戦隊ものを観ない子もたくさんいます。そういう子はそういう子同士で遊んだり、ヒーローごっこが終わったら仲間に加わったりと臨機応変に遊んでいるようです。戦隊ものを観ない子にはマイペースでしっかりした子が多く、うらやましいとさえ思います。
子どもが成長するごとに訪れる新しい課題
幼稚園の時は戦隊ものでしたが、これから年齢が上がるにつれ、小学生になったらゲーム、中高生になったらスマホと、「みんなが持ってるから自分も!」問題は常に付きまといます。
自分自身、子どもの頃を振り返ると、仲間に入れない疎外感や辛さはわかるので、そこは子どもの気持ちを大事にしてあげたいなと思います。
だからと言って、なんでも与えすぎるのも問題です。
家の基本方針を決めて、上手に付き合っていくのがよいのではないでしょうか。
1
息子を「坊主」にしたくなかった私が、「坊主最高!!」に辿り着くまでのこじれ話
つん
2
上の子のお昼寝中に弟が……!お兄ちゃんが大好きなんだね……でも、やめて(笑)
コノビー名作集
3
「女の子は勉強しなくても」そう言われた私が息子の高校受験でかみしめたこと
コノビー名作集
4
溺愛パパ、あやし方のクセがつよすぎる(笑)息子の可愛さに震えながら…?
桃ぐる
もう充分頑張ってるよ。産後メンタル崩壊してた私に、どうしても伝えたい事
コノビー名作集
何ができる?紙コップと糸とセロハンテープでできた工作が予想外の方向に!
コノビー名作集
かわいい!2歳児の初めての運動会がみんなフリースタイルすぎる(笑)
コノビー名作集
間もなく夏休み終了!ツッコミどころ満載な我が家の「宿題状況」をご覧ください
コノビー名作集
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい