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公開 2015年11月25日  

1歳を過ぎても“あんよ”がまだ…歩き始めの早い遅いは将来の運動能力と関係あるの?

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我が子が1歳を過ぎて歩き始めないと、不安になるママもいるようです。歩き始めの早い遅いは、脚力や将来の運動能力と関係があるのでしょうか?


はじめの一歩がなかなか出ない!ママたちの不安

「1歳を過ぎたのにまだはじめの一歩が出ない」「1歳3ヶ月になったけれどまだ歩き始めなくて…」。ママたちにとって「1歳」と「あんよ」というキーワードは密接に、結びついているようで、1歳を過ぎてもなかなか歩き始めないと、不安になる方が多いようです。

早い子だと生後10ヶ月ではじめの一歩が出る子もいますが、例えば1歳3~4ヵ月で歩き始めた子と比べて、脚力が弱いとか歩くスピードが遅いということもありません。歩き始めが早い遅いは、子どもの成長や将来の運動能力には関係ないのです。

確かに0~1歳代の頃って、数週間~2、3ヶ月の重みが大きく、ちょっとした発達の「早い」「遅い」に惑わされることもありますが、周りの「あんよはまだなの?」の言葉にもあまり深い意味はないと思うので、気にしないのが一番です。

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育児書の「1歳半までに」より遅い子もいる

大体育児書その他の情報では、「1歳半までにはほとんどの子が歩く」「1歳半までに歩き始めれば大丈夫」というようなことが書かれています。

我が家の場合、あんよが始まったのは、第1子が1歳少し過ぎ、第2子は1歳4ヶ月、第3子は1歳5ヶ月、第4子は1歳7ヶ月、第5子は1歳1ヶ月。第4子の時、どうしても頭の中に「1歳半」という目安があったので、それを過ぎてしまった時は「あれー、1歳半過ぎちゃった。大丈夫かな?」と思いました。

ただ、伝い歩きでどこにでも歩いていきましたし、「伝い歩きまでしたら、ゆっくりでも必ず歩き出す」という情報も見かけたので、初めの一歩を今か今かと待ったものでした。そのとき感じたのは、第4子は割と慎重派な赤ちゃんだったので、そんな性格も初めの一歩をえいやっと出す時期に、影響を与えているのかもしれないなということでした。

1歳7ヶ月で歩き出したら、もうあっという前にトコトコ駆け出すようになり、1歳10ヶ月保育施設に入った後は、毎日のようにお散歩もあったので、すっかり健脚になりましたよ。

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歩き始めが遅いことにはメリットも

歩き出しが早すぎると、ママにとっては少し大変なこともあるようです。10~11ヶ月頃に赤ちゃんが歩き出したママから「こちらの言うことを聞くという関係ができていない時期に歩き出すと、大変」という声を聞いたこともあります。

逆に1歳数ヶ月で歩き出した場合には、まだ十分なおしゃべりはできないものの、大人の言うことをだいぶ理解して意思の疎通も図れるようになってくるので、外を歩く上での危険や注意点なども伝えながらお散歩を楽しむことができます。

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歩き始めると世界がグンと広がる!

二足歩行はやはり人間にとって非常に大きな行動の変化で、あんよが始まると体つきがしっかりするだけでなく、自分の足で歩いて見たり感じたりするたくさんの刺激を吸収し、それを自分なりに表現していく力もグングン育つようです。子どもたちを見ていて、毎回そう思いました。

子どものペースで歩く時間は、今まで見過ごしていた草花や虫、景色に出会えるひとときです。お子さんのあんよがまだの方は、ぜひそんな時間を楽しみにしていてくださいね!

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