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公開 2015年11月26日  

流産報告受けたらなんて言ったらいいの?気をつけたい4つのNGワード

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元気づけるために発したその一言、もしかしたら妊活女子にとってNGワードかもしれません。NGワードをキッカケに、妊活さんはあなたと距離を置こうと考えるかもしれません。そこで今回は、不妊治療で4度授かった命を4度流産報告した私の体験も交えながら、流産をした妊活女子の意外なNGワードと凹みポイントをお伝えします。


その言葉、意外にもNGワード

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流産報告を受けた時の反応、よくある4パターン

流産の報告を受けた時、人はだいたいこんな応対をしているのではないでしょうか?

・子どもなんていないほうがマシよ
子どもを持つ女性から発せられることが多い慰めの言葉です。「そうよね、そうよね…」と自分に言い聞かせてながらも、「それでもやっぱり子どもは欲しい!」と思ったり、「自分はすでに子どもがいるからそんなことが言えるのよ!」と心の中で噛みついたり。しかし、この言葉は比較的素直に受け入れられ、不快感はありません。

・流産体質なのかしら?
人生の先輩女性から発せられることが多い言葉です。1回でも何回でも流産をした女性なら、流産体質なのかと不安になります。そこへ持ってきて、人生経験を積んだ出産経験もある、年配の女性から「流産体質」と言われてしまうと、自分の不甲斐なさを感じて落ち込みます。

・私は大丈夫!! いつの間にか自分自慢
意外なことに年下女性よりも同年代から発せられることが多い自分中心発言。慰めるどころか、人の不幸をネタにしていつの間にか自慢やのろけ話が始まります…。これはなかなかしんどいですね。

・またすぐできるって!
後輩、年下女性から発せられることが多い、元気づけの言葉。「妊娠できるってことですから!」・・・妊娠できる体だって、流産したら意味がないよ…!「またすぐ妊娠しますよ!」・・・時間とお金をかけた不妊治療の末、授かった人の気持ち、わかる!?年齢を考えると最後のチャンスだったかもしれないじゃない。

発言した本人は悪気も悪意もなく、ただただ元気になって欲しい一心で発した言葉ということは重々理解しているものの、あまりの軽いノリにイラっとしてしまう、心が狭い自分がいます。彼女たちの気遣いは、よ~くよ~くわかるものの、実は言われて一番凹む言葉がこれなのです。

流産の報告を受けた時の適切な対応とは?

「残念だったね……」これだけで十分です。独身、妊娠・出産・流産の経験がない人は、本人が詳細を話してくるまで、見守るだけでいいと思います。

旦那さんは奥さんの悲しみを共有し、寄り添ってあげてください。奥さんの心に寄り添い、ただただ話を聞いてあげてください。決して「いつまで泣いてるんだ!!」「いつまでも悲しんでたら、死んだ子が浮かばれないよ」などと言った叱咤や助言で、奥さんの心の叫びを封印しないでください。

流産や死産を経験した人は話すタイミングもあるとは思いますが、ご自身の体験談を話してもいいかもしれません。流産を受け止め、前を向けるヒントになるかもしれません。

私は最後の流産から2年が経ちましたが、記憶は昨日のことのように鮮明です。今でも当時の話をしたり、妊娠・出産に関する記事やテレビを見ると、涙が流れます。それでも年月とともに、泣く回数も減り、心の傷も少しずつ和らいできています。

誰かから流産の報告を受けた時には、この記事を思い出し、「残念だったね」と本人の気持ちに寄り添った声をかけてもらえたらうれしいです。

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