子どもたちが、見た目で食べ物を判断すると言うのはよく聞く話。見たこと、食べたことのない新しい食べ物を避けるというのは、考えてみれば当然のことかもしれません。よく知らないものを口にするということは、大人でも不安なものですし、子どもたちは本能的に知らないものから身を守っているのかもしれません。ですから、まず第一に、食べ物に興味を持たせ、食べ物を知ることからはじめてみましょう。
子どもの好き嫌いを減らす○○を使った食育児とは?
210 View子どもが好き嫌いなく、何でも食べてくれたらいいなぁと願う親心。でもなかなか難しいですよね。子どもたちの好き嫌いに頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか。そんな子どもたちの好き嫌いを減らす食育児をご紹介していきます。
出典:https://instagram.com/p/0Usw6SOGwp/食に興味を持たせよう
リアルな食べ物を使った食育のススメ
小さな子どもに絵本を選ぶとき、ついつい絵の可愛らしいものを選びたくなってしまいますが、なるべくリアルな絵のものを選ぶとよい、という話をご存知でしょうか?リアル絵の絵本を見ることで、実際にそのものを見た時、同じものだと認識しやすくなるのです。
そこで、我が家で使用していたのが、この公文の『くだものやさいカード』でした。大きめのカードで絵もとってもリアル。小さなお子さんには分かりやすいと思います。しかし、コレはほんのはじめの一歩。カードよりももっとリアルなものがありますよね。そう。それはもちろん「本物」です。
楽しく学ぼう
お家にあるものを利用してももちろんいいのですが、オススメはお買い物から帰って来て、買ったものをしまう時に行います。まずは、買ってきた野菜や果物などを袋から出して並べます。(少し離れたところに並べてあげると、さらにゲーム感覚で楽しめます。)あとは簡単。自分で片付ける要領で、お子さまに
「人参はどれかな?持ってきてくれる?」
「次はピーマン分かるかな?」
と、ひとつずつ言った食材を持ってきてもらいます。子どもたちは、まず目で見てその食材を認識し、次に実際に触って見ることで手触りなどの細かなことに気づきます。絵では分かりにくい、葉物など(例えばほうれん草と小松菜など)の違いも分かるようになるのです。
このように、調理前の状態の食材を見て、触れることで子どもたちは五感を使って学び、食への興味の第一歩となっていくのです。まずは野菜や果物などからはじめ、慣れてきたらお魚や調味料などで行うとさらに楽しめます。楽しみながら、少しずつ食への興味を引き出していくことが、後々子どもたちの食への興味、関心、好き嫌いなどに影響してくるといえるでしょう。
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