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公開 2016年02月01日  

私が、息子に「おにごっこ」を教えたことを後悔している理由

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うちの2歳の息子は「逃走魔」です。その逃走癖の原因となってしまったのは、皆もよくやるあの遊びだったように思います。今回は、私が息子に教えて後悔しているある遊び方と、教えておけばよかったという遊び方のお話です。


わざとやってる!?我が子は「逃走魔」

我が息子は今2歳ですが、1歳過ぎの頃から「親からの逃走っぷり」がすごいです。しかも、歩き出したのが生後11ヶ月に入ってすぐで比較的早めだったせいか、ママ友にも驚かれるくらい走るのが速いんです。

公園にいても公園の外へ、有料遊び場にいてもドアから外へ、お店やレストランにいてもドアから外へ…。とにかく息子は外へ行きたくて仕方がないようで、私が手を離した瞬間にいなくなってしまいます。レジで支払いの際に手を離した瞬間、店から逃走して10m以上を駆け抜け、車道の1m手前でようやく捕まえることができた…など、ヒヤっとしたこともありました。

また、マンション内で先に行ってしまった息子がエレベーターに1人で乗り込み、エレベーターの中で立往生していたこともありました。そこでボタンを押していたら、間違いなく迷子になっていたことでしょう。動物園や水族館へ行っても、動物には一切興味を持たずにとにかく駆け抜けて行きます。大人の「ストップ」や「待って」の言葉も効きません。

そんな状態なので、私は一瞬たりとも目を離すことができません。お友達と公園で遊んでいても、うちの子だけ逃走して行ってしまうので、気づけば結局ママ友とほとんど話せてないじゃん!なんて、悲しくなる日も多々あります。

息子本人も、悪いことをしているという自覚はあるようです。しかし、時々振り返りながら私の追いかけている姿や怒った顔を確認しては、楽しそうに「キャッキャ」と笑い、ワザと逃げて行ってしまうのです。

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逃走癖をつけてしまったのはあの遊びだった…?

私が思うに、息子の逃走癖のきっかけとなったのは、ママ友が教えてくれたある遊びでした。

息子が1歳になってすぐのこと、ママ友がうちの子と遊んでいて「まてまて〜」と追いかけたところ、普段あまり笑顔を見せないクールな息子が、「キャッキャ」と声をあげながら、すごく楽しそうに逃げて行くではありませんか。そう、その遊びとは、皆もよくやる「追いかけっこ」です!

追いかけっこをすると本当に楽しそうに逃げ、その姿が可愛いので、我が家ではこの頃から追いかけっこを頻繁にするようになりました。しかしこれがきっかけで、外でも「親を見ては逃げていく」という困った癖をつけてしまったように思います。ついついやってしまう追いかけっこですが、我が家ではあまり教えなければよかった…と後悔しています。

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おいかけっこの代わりにやりたい「おいでおいでごっこ」とは?

追いかけっこの代わりにやっておくと良いな、と私が考えた遊びを「おいでおいでごっこ」「ストップごっこ」と呼んでいます。離れたところに子どもを置いて、親が「おいで」と呼んでこちらに来てもらう遊びと、子どもが走ったり歩いている途中で、親が「ストップ」と言って立ち止まる遊びです。

子どもが「おいで」と「ストップ」ができると、万が一走って行ってしまって危ない!という時に大変役立ちます。我が家でもこの遊びを最近やり始めましたが、まだ外での声かけの成果は現れていないので、子どもが覚えるまでにはそれなりに時間がかかりそうです。子どもって、こちらが覚えて欲しいことはなかなか覚えてくれず、覚えて欲しくないことはすぐ覚えたりするから不思議ですよね。

もちろん、追いかけっこで必ず逃走魔になるわけではない

こちらはあくまで息子の場合の話であり、親から離れてどこまでも走っていってしまう子か、親のそばから離れない子かというのは、生まれ持った性格も大きく関係していると思います。もちろん、追いかけっこをしたからと言って子ども全員に逃走癖がつくわけではありません。

しかし、親の顔を見てワザと逃げていってしまうような癖はつけない方がよかったな、というのが私の反省点です。皆さんも、お子さんと遊ぶ時は追いかけっこだけではなく、同時においでおいでごっこをするなどして、バランスよく遊んでみることをオススメします。

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