ど~も~でっかいおっさんです。
今日はちょっと真面目な話をしたいと思います。
おっさんたち保育士や子どもを預かる仕事をしている人たちは、子どもの怪我に敏感です。
最近ではかすり傷ひとつで クレームがきたりするので 保育士によってはその度に、謝罪する保育士もいます。
お母さんたちは特に“危険、危険”と子どもたちに注意をし怪我をしないように しないようにしていますが・・・・・
子どもは本当に怪我をさせてはいけない存在なのでしょうか?
おっさんの答えはノーです。怪我はさせてなんぼです。
もちろん 後遺症の残る怪我、大きな骨折 なんてのは別です。
でもかすり傷や切り傷、毛虫にさされるくらい 子どもの成長に必要なもの!そんなおっさんの気持ちを分かりやすく説明してくださる人が現れました。
保育園に遊具などを販売しているアネビーさんにお話を聞いてみました。
危ない!って言い過ぎじゃない?「リスクとハザード」の見分け方
23,924 View子どもたちの集まる場所に行くと子どもたちに『危ないからやめて』『危ない!!』ってよく言っているお母さんを見かけます。その『危ない』は本当に危ないことなのでしょうか?
まず、子どもの遊びの環境の中にはリスクとハザードが存在します。
日本人はリスクもハザードも「危険」と和訳しますが、実は少し違うようです。
リスクとは
リスクは、遊びの楽しみの要素で冒険や挑戦の対象となり、子どもの発達にとって必要な危険性は、「遊びの価値」の一つです。
子どもは小さなリスクへの対応を学ぶことで経験的に危険を予測し、事故を回避できるようになります。
また、子どもが危険を予測し、どのように対処すればよいか判断可能な危険性もリスクであり子どもが危険と分かっていて行うことは、リスクへの挑戦といえ、遊びの価値として尊重されるべきものです。
上の絵はリスクです。これは挑戦させるべきものです。
つぎに、ハザードについて説明します。
ハザードとは
ハザードは、遊びが本来もっている「冒険」や「挑戦」といった遊びの価値とは関係のないところで、事故を発生させるおそれのある危険性のことを言います。また、子どもが予測できず、どのように判断すればよいのか判断不可能な危険性もハザードであり、子どもが危険を分からずに行うことは、リスクへの挑戦とはなりません。
上の絵は、前に角のある台が置いてあり子どもはそれを危険だと認知できていないのでハザードです。
この場合は保育士や保護者が下のように守ってあげることで、子どもたちはリスクへの挑戦ができるようになるのです。
リスクに挑戦させてあげ多少の怪我をすることは、子どもたちの危険予知能力、危険回避能力を高めるのです。
この能力が育っていると、子どもが自分自身で大きな怪我を回避できるようになりたくましい子どもが育ちます。
世の中のお母さんたちもぜひ、この「リスク」と「ハザード」を意識し、
これはしてもいい怪我、ここは大きな怪我につながりそうだから私が保護、見ておこう、という判断をする選球眼をつけてくださいね♪
以上、でっかいおっさんでした。
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